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曽我さん、参院選前に再会へ

投稿者: everywhere_love_and_peace 投稿日時: 2004/07/02 16:31 投稿番号: [141030 / 232612]
曽我さん笑顔で「感謝」、同級生が支えた1か月

  北朝鮮による拉致被害者で新潟県佐渡市の曽我ひとみさん(45)は1日夜、インドネシアでの家族再会が決まったとの知らせに、「大変うれしく思っています」とのコメントを発表した。

  夫のチャールズ・ジェンキンスさん(64)や2人のまな娘と離ればなれになって1年9か月。信じて待ち続けた再会が、ようやく実現する。

  「決まったらしい」。高野宏一郎・佐渡市長の携帯電話に、弾んだ声で曽我さんからの連絡が入ったのは午後6時前。「何が決まったの」と尋ねる高野市長に、曽我さんは「会えることになった」とうれしそうに話した。「良かったね」と祝福すると、曽我さんも「良かった」と答えたという。

  同市支援室を通じて発表したコメントでは、「今日1日、複雑な気持ちで過ごしました。全国のみな様方の励ましのおかげだと、心より感謝しております」と、喜びの中に周囲への感謝の気持ちをにじませた。

  この日の曽我さんは、いつものように同市役所真野支所で保健衛生指導員の仕事をこなし、夕方に帰宅。午後6時過ぎに市職員が自宅を訪れると、曽我さんは既にコメントを書き終えていた。職員が「おめでとう」と声をかけると、笑顔で「ありがとう」と応じた。

  再会が果たせなかった5月の日朝首脳会談当時を振り返り、「悲しさの海を彷徨(さまよ)っていた」とする手記を公表したのは6月15日。

  その10日後の夜、同市内のファミリーレストランを借り切って、曽我さんを励ます食事会が開かれた。集まったのは、地元・真野中学校時代の同級生や支援者ら約50人。曽我さんが帰国時に作った詩に、優しいフォーク調の曲をつけた「山、川、谷、みんなあたたかく」を支援者らがギターで演奏すると、曽我さんも4、5人の仲間と肩を並べ、歌声を響かせた。

  「(家族と再会後)また佐渡で暮らしたいのでよろしくお願いします」。曽我さんは最後に、笑顔でそうあいさつしたという。

           ◇

  新潟県柏崎市の拉致被害者、蓮池薫さん(46)は、「この再会は、家族全員が日本で安全に暮らせるようになるまでの一つのプロセスにすぎないと考えます。1日も早く家族そろって日本の土を踏めるよう、政府のさらなる尽力を願っております」とのコメントを出した。

  福井県小浜市の地村保志さん(49)も「単に再会するだけでなく、家族全員がともに暮らせることを前提とし、そのための条件と環境を早期に整えてほしい。曽我さんの希望と意向が十分に反映されることを切に願っている」とのコメントを発表した。
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