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新彊ウィグル、中国への報復

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/06/21 01:17 投稿番号: [139429 / 232612]
少し前のニュースですが、


「中国が建設を援助している工事現場が10日未明、テロリストの一団に襲われ、中国人労働者11人が死亡し、6人が負傷した。中国大使館によると、テロリストに襲われたのはアフガニスタン北部のクンドゥズから南へ36キロの中鉄14局集団公司が建設を請け負っている工事現場。現地時間10日午前1時ごろ、20人余りが現場を襲撃、中国人労働者に発砲した。警備員が銃で反撃したが、テロリストの襲撃を阻止できなかった」。

さて米国の新聞はこの事件をいかに伝えたか。

米国は2万の軍をアフガニスタンに駐留させており、アフガンにいる新聞記者も最大だから、情報は米国メディアがより正確だろう。
「これはアフガン復興期におきた最大の被害となった」(『ロスアンジェルス・タイムズ』)

「現場は世界銀行のプロジェクトによる道路建設で、犠牲者はアフガンに着いたばかり」と書いた『ニューヨーク・タイムズ』は犯人を「タリバンかアルカィーダ。もしくはヘクマチアル前首相忠誠派だろう」と現地の軍、警察に取材して推論する。

「なぜならタリバンの幹部は①まず現場労働者を殺せ(道路工事を停止させるために)。②学校を襲撃し、ビラをまけ。③地雷をしかけ政府職員を殺せ。④可能ならアメリカ兵を殺せと命令を出している事実がある」とした。

『ワシントン・ポスト』も、ほぼ同様だが、現場からのロイター記者の配信をつかい、「中国人労働者らは午前一時半にテントで寝込みを襲われた。クンドゥズ県知事は『政治的動機に基づく行為である』とした」現場の分析を紹介している。

ところが保守派の『ワシントン・タイムズ』は、タリバン犯行説に疑問符をつけ、ハミッド・アグハというタリバンのスポークスマンと電話インタビューしたAP電を援用していう。

「タリバンの発言人は『カブール政権を憎むヘクマチアル前首相忠誠ゲリラへの疑念』を表明した。また同道路工事プロジェクトは2250万ドルで国際入札の結果、済南を拠点の中国企業が落札した」とも伝えた。

さて日本の『産経新聞』は独特の解析をした。

この襲撃は新彊ウィグル独立問題が濃厚に絡み、中国への報復の一環として、先日パキスタンで起きた中国人技師爆殺事件とも繋がるものと推定したうえ、東トルキスタン独立運動過激派が犯行に及んでいるのではないか、と分析した。
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