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east_jungle3 様−「文明の衝突」について

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/06/17 06:03 投稿番号: [138613 / 232612]
過去ログで以下のものを偶然に見つけました。
サシュエル・ハンチントンの「文明の衝突」
ご存知のようにこの本は、Foreign Affair誌に93年に記載され、話題を呼び日本では98年に翻訳が出ていまして今も売れているようです。
大変分厚い本で、内容も濃いものばかりだったこともあり、返って内容は忘れてしましました。

主旨は、冷戦後において文明(宗教・言語・民族)の違いから争いが起きると言うことから始まっていますが、特にイスラム圏とその周辺での紛争件数として多いというようなことを言及していたと思います。

実際の話として、ユーゴにおけるコソボ等の紛争はその象徴的なものかもしれません。
カシミールに見られるインドとパキスタンの古い対立(核戦争になるかも)。
その他に、チェチェンにみられるロシアとの争いとか、旧ソ連国イスラム国における内紛等々がそのように思います。
また、中国内における東トルキスタン問題もあります。
中東では、古いですがパレスチナ問題です。
更には、極め付きは01年9月の米国動時テロ、そしてアフガン、さらには、昨年のイラク戦争とつながっています。

東西冷戦のタガが外れた現象としては、北朝鮮の核問題もそうかも知れません。
(冷戦の南北分断が残っている状況で、ソ連の「タガ」が外れた皮肉な状況でしょうか)
もちろん東西のタガがはずれたような感じで、アフリカではあちこちで部族対立=内紛が起きています。
(余談ですが日本のNHK等では以前は宗主国が悪いというような言い方をしていましたが、宗主国が完全に手を引いた後のこの頃は、皮肉なことに宗主国が何とかしろというような論調もあります。)

「文明の衝突」に引きつけては何でもいうことができるのですが、east_jungle3 さんの過去レスでは、彼への評価はあまり良くないようですし、他の識者でも彼のこの論調を評価している人はほとんどみたことがありません。

もちろん、著者は米国の国益に添って書いているものであり、そのまま頷くことはできないことは多々あったかとおもいます。
また、もっともこのような世界情勢を書いた本はあまり読んだことがありません。

個人的には、冷戦後の世界の基調を認識するとして、評価したいというか、未だ新鮮さを失っていないと思っていますがいかがでしょうか。

アル・カイダというテロ集団はいつしか巨大な集団に膨れあがり、始末の悪いのは自爆を恐れないことでしょう。
東アジアはどうか知りませんが、米国と欧州には(そして親米中東諸国にも)当面暗い陰をなげつけることになると思います。
これぞ「文明の衝突」の最たるものかと思いますが。

参考までに1年以上前の過去レスを記載します。
(→next)
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