1.毅然たる覚悟
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/06/15 00:54 投稿番号: [138257 / 232612]
これも誇りある姿勢だと言えると思う。
大正5(1916)年8月3日朝、大磯の別邸で夏を過ごしていた梨本宮方子(なしもとのみや・まさこ)妃は、いつものように新聞を拡げると「あっ」と声をあげて、両手をわなわなと震わせた。
李王世子の御慶事−梨本宮方子女王とご婚約という大見出しとともに、まぎれもなく自分の袴姿の写真が掲載されている。隣には、李王世子、すなわち大韓帝国皇太子・垠(ウン)殿下の写真が並んでいる。
東京に帰った方子妃は、父守正王から正式に婚約を告げられ、次のようにきっぱりと答えた。よくわかりました。大変なお役だとは思いますが、ご両親様のお考えのように努力してみます。
母・伊都子妃は、わずか15歳の娘の毅然たる態度に、言葉もなくただ涙された。この時から日韓の狭間で波乱の人生が始まるのだが、方子妃はまさにこの毅然たる覚悟通りに、日韓の架け橋としての役目を果たし続ける。
2学期が始まると、学習院では「皇太子妃におなりになる。でも朝鮮のお方がお相手ではね」と学友達はささやきあっていた。そこに方子妃が髪を中心から分けて結う韓国式の髪型で、昂然と胸を張って登校してきた。みなはその覚悟の見事さに感心した。
これは メッセージ 138255 (hangyosyufu さん)への返信です.
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