小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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岡崎氏が語らなかった事を述べる

投稿者: Etchanlove 投稿日時: 2004/06/13 11:59 投稿番号: [137964 / 232612]
岡崎久彦氏の本などで確認される事をいくつか。

・今の日本の状態を決してよしとはしない。いつか国民合意の下、現行憲法を変え、米国への軍事的依存から独立し、東アジアの脅威(即ち中朝ロ)に対する防衛を自らの力でなすべく、真の独立国家にならねばならない。
・しかし、現実の国際政治においては現状の選択肢の中で最善を尽くして、国家の安全保障、繁栄を守るのが、政治の責任である。

要約するとそういう事。正論であろう。何も日本のあるべき姿が、未来永劫対米追従でいいとは言っていない。本当は真の独立が必要だといっている。その一点で、岡崎氏は小林よしのり氏を「貴方の反米主張を敵とは思っていない。現在の手段について考えを異にするだけで、(求めるゴールは)同じです」と、言明したのです番組の冒頭で。

ではおまえの意見はどうかと言われることを予測し、以下に私の見解を再掲する。

(以前の投稿再掲失礼)
日本の本当の危機は自らの伝統、文化、価値観を喪失している事にあります。それは戦後民主主義の呪縛であり、憲法や教育基本法の問題に行き着きます。そこを凝視する時に避けて通れないのが、極東軍事裁判の不法性であり、GHQの検閲支配体制による洗脳であり、その目的の核心である原爆投下、東京大空襲他日本各都市への空襲という、アメリカが犯した戦争犯罪すなわち、一般非戦闘員大量虐殺の罪の糊塗です。それは完璧に奏効し、未だ多くの日本人の無意識下に洗脳として残っている。日本人は水に流すという性質があるから、益々それは遠くへ過ぎ去っていく。しかし、無意識の奥底で、民族の深い傷となって疼き続けるでしょう。「安らかにおねむりください   あやまちはくりかえしませぬから」という、原爆遺族を傷つけ日本人を傷つけ続ける慰霊碑が、その痛恨のモニュメントです。

私はこの前のクーコさんへのレスの中で「アメリカに原爆や空襲の罪を認めさせなくてはならない」と書きました。それは、アメリカを糾弾して賠償を請求する為でなく、「真実は何なのか、アメリカが日本にした事は人間に対する許されざる犯罪ではなかったか」という事を、我々日本人自身が自覚することなくして、真の日本の自立と誇りを回復できないと思うからです。相手を責めるということよりは、自分達の精神を回復する為です。そういう「けじめ」をつけなければ、永久に我々はアメリカに対して真の友好、真の信頼関係を結び得ないと思うからです。

日本は中国に対し、天皇陛下や総理大臣が遺憾の意を表明して謝罪しました。韓国に対しても同様です。その際に、「これは確かに日本が悪かった」「これは日本が悪いわけではなかった」「中には日本はいいこともした」等々、一つ一つの事柄について是々非々できちんと共通理解や合意したわけでなく、結局相手の言う事を否定せずに全部ひっくるめて認めるような、全体的な(あいまいな)表明をしました。いわば謝罪の大盤振る舞いです。もちろんその前に既にそれぞれ二国間で、賠償を含めて全て決着しているにも拘らず日本はそうした。それをいいことに嵩にかかってしつこく日本を攻めつづける(実は請求する)彼らは言語道断ですが、とにもかくにも日本と中・韓とはそうしてぎくしゃくしながらも問題に向き合っている。

アメリカ自身が戦争での自らの罪悪を心の中で認識している。それを日本が自ら避けつづけて50年以上過ぎた。親米派を称してアメリカのポチと糾弾する人々の心の中にわだかまるものは、多くの日本人のわだかまりそのものだと思う。いつまでもその深い疼きを放置してはならないと思うのです。日本人の精神と誇りを回復しなくてはならないと思うのです。
アメリカとは、節度と品格を保ちながらも、言いたいことを率直に言い合えて初めて、真の友人たりえると思うのです。
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