小泉訪朝に見る日本の課題
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/06/04 23:40 投稿番号: [135603 / 232612]
この投稿、すごくいいと思ったので、戴いて来ました。
投稿者:XXXXX(45歳男性)
「目的と手段の取り違え」は、今の日本の病理だろうか。
どこかの馬鹿な野党は「政権交代」が目的と平気で語るが、馬鹿な野党の野心のために国民が協力する義理はない。「国民のための政治」という明確な目的を分かりやすい政策で示してくれて初めて、その政党に国民の支持が集まる。国民の支持が集まれば「政権」は自ずと交代するのだ。
「北朝鮮問題」でも、国交正常化など手段にすぎない。逆を言えば、例え、国交があろうとも、中国とは尖閣諸島、韓国とは竹島という領土の問題をはじめ、その他にも日本は周辺国との「不正常な関係」を抱えている。
また人道援助等に関連して、日本の官僚や政治家の中には、「国益」と「利権」「個人益」などの区別ができない人間もいる。だからこそ、しっかりと国益を見据える必要があるだろう。
◎毅然とした外交とは?
「毅然とした外交」で考えるべきは「本音」と「建前」である。
これまでも、日本では北朝鮮の国家体制に対する興味本位の報道があふれていた。もちろん、僕はそれが嘘であるとは言わない。
だが、例えば、日朝首脳会談の直後、小泉首相がジェンキンス氏に会い、日本へ来ることを説得したことを、北ではジェンキンス氏が自由にモノを言えないので、そのまま日本に連れてくるべきだったという意見がある。しかし、仮にそれが事実にしろ、それを首脳会談の中で小泉首相が口にできるだろうか。
例えば人道支援をしても、それが国民に渡らず、幹部の間で金に替えられてしまうという話もある。それだけではない。北朝鮮は謀略国家であるとか、金正日の言葉など信用できないという意見も、テレビを見れば公然と流れている。
だが、それらも外交交渉で口にすれば、交渉は決裂である。
「本音」と「建前」という側面から言えば、外交とは「建前」の世界である。日本が「毅然とした外交」を行うとしても、それは「建前」の世界での話である。
だからこそ、拉致被害者の永住帰国の交渉の中で日本政府の、「平壌に戻ったら二度と会えなくなるかもしれない」という言葉は禁句であり、日朝平壌宣言の中の、「双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した」
という言葉も、茶番とは言えないのだ。
この北朝鮮を巡る諸問題においての「本音」と「建前」の混同を、「建前」の世界での「毅然とした外交」で切り崩していくこと、これも拉致問題解決の重要な視点である。
◎賢い外交とは?
「賢さ」の側面から、今の日本の北朝鮮への外交姿勢で押さえるべき点は2つある。
1つは、金正日の懸念は「体制保障」のみと言うことである。金正日は、国民が飢えようがどうしようが、痛くも痒くもない。だから、金正日の関心は、自らの体制を崩壊させる力を持つアメリカの動向、それだけなのである。経済的な側面ばかりを重視し、日本が自らをこれまで過大評価したきたことが、拉致問題解決を遅らせたと言えるのだ。
2つ目は、日本にとっては北朝鮮の国家体制など考えないことが賢い選択である、と言うことである。何故なら、残念ながら、日本には北朝鮮の金正日体制を崩壊させるだけの力はない。日本だけの「圧力」で北朝鮮を追い詰めても、体制を崩壊することはできないのだ。そうであるなら、北朝鮮の体制とは無関係に、粛々と日本は自らの国益を考えていく、それこそが、日本の賢い選択である。
投稿者:XXXXX(45歳男性)
「目的と手段の取り違え」は、今の日本の病理だろうか。
どこかの馬鹿な野党は「政権交代」が目的と平気で語るが、馬鹿な野党の野心のために国民が協力する義理はない。「国民のための政治」という明確な目的を分かりやすい政策で示してくれて初めて、その政党に国民の支持が集まる。国民の支持が集まれば「政権」は自ずと交代するのだ。
「北朝鮮問題」でも、国交正常化など手段にすぎない。逆を言えば、例え、国交があろうとも、中国とは尖閣諸島、韓国とは竹島という領土の問題をはじめ、その他にも日本は周辺国との「不正常な関係」を抱えている。
また人道援助等に関連して、日本の官僚や政治家の中には、「国益」と「利権」「個人益」などの区別ができない人間もいる。だからこそ、しっかりと国益を見据える必要があるだろう。
◎毅然とした外交とは?
「毅然とした外交」で考えるべきは「本音」と「建前」である。
これまでも、日本では北朝鮮の国家体制に対する興味本位の報道があふれていた。もちろん、僕はそれが嘘であるとは言わない。
だが、例えば、日朝首脳会談の直後、小泉首相がジェンキンス氏に会い、日本へ来ることを説得したことを、北ではジェンキンス氏が自由にモノを言えないので、そのまま日本に連れてくるべきだったという意見がある。しかし、仮にそれが事実にしろ、それを首脳会談の中で小泉首相が口にできるだろうか。
例えば人道支援をしても、それが国民に渡らず、幹部の間で金に替えられてしまうという話もある。それだけではない。北朝鮮は謀略国家であるとか、金正日の言葉など信用できないという意見も、テレビを見れば公然と流れている。
だが、それらも外交交渉で口にすれば、交渉は決裂である。
「本音」と「建前」という側面から言えば、外交とは「建前」の世界である。日本が「毅然とした外交」を行うとしても、それは「建前」の世界での話である。
だからこそ、拉致被害者の永住帰国の交渉の中で日本政府の、「平壌に戻ったら二度と会えなくなるかもしれない」という言葉は禁句であり、日朝平壌宣言の中の、「双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した」
という言葉も、茶番とは言えないのだ。
この北朝鮮を巡る諸問題においての「本音」と「建前」の混同を、「建前」の世界での「毅然とした外交」で切り崩していくこと、これも拉致問題解決の重要な視点である。
◎賢い外交とは?
「賢さ」の側面から、今の日本の北朝鮮への外交姿勢で押さえるべき点は2つある。
1つは、金正日の懸念は「体制保障」のみと言うことである。金正日は、国民が飢えようがどうしようが、痛くも痒くもない。だから、金正日の関心は、自らの体制を崩壊させる力を持つアメリカの動向、それだけなのである。経済的な側面ばかりを重視し、日本が自らをこれまで過大評価したきたことが、拉致問題解決を遅らせたと言えるのだ。
2つ目は、日本にとっては北朝鮮の国家体制など考えないことが賢い選択である、と言うことである。何故なら、残念ながら、日本には北朝鮮の金正日体制を崩壊させるだけの力はない。日本だけの「圧力」で北朝鮮を追い詰めても、体制を崩壊することはできないのだ。そうであるなら、北朝鮮の体制とは無関係に、粛々と日本は自らの国益を考えていく、それこそが、日本の賢い選択である。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.