台湾カードと北の核
投稿者: mutekinozerosen 投稿日時: 2004/05/30 23:49 投稿番号: [134030 / 232612]
北と中国の密接な関係は朝鮮戦争以来ですが、今回の拉致家族の帰国にも中国が深く関わっていたと思われる点があります。キンショウニチが訪中した際、コキントウが拉致問題に進展がある旨の発言をしていました。拉致問題が進展して北が日本からの支援を手にすることは、北の体制維持に利し、それは中国の国益に直結します。北への支援はこのトピでもさかんに批判されていました。
核問題については、今日の産経の正論に興味深い記事が掲載されていました。中国の本音は北に核兵器の開発を中止させたいというものだというのです。アメリカが北の核兵器所持の事実を把握し、4月にチェイニー副大統領が訪中した際、中国が北に核兵器の開発を中止させないならば、アメリカは台湾が核武装を思いとどまらせることはできないと、中国当局に伝えたというのです。
「台湾は核爆弾を簡単に製造できる実力を備えているだけでなく、国連や核拡散防止条約に加盟しておらず、国際法上核武装を防ぎようがない。台湾を自国の一部と見ている中国には、台湾の核開発は論理上中国の核開発を意味することになり、国際的な制裁法案を動員するすべもない。北の核を放棄させるのか、台湾の核j武装を甘受するのか、選択を迫られた中国は訪中したキンショウニチに米国側のメッセージを伝えたが、キンショウニチは核を放棄できないという意思を明確にしたという。」
北が核武装を進めるなら台湾にも核武装を認めるという、いわゆる台湾カードを発案したのは台湾の核物理学者鄭博士だそうですが、博士は「中国は北に核武装を思いとどまらせるために、北の軍部を動かしてでもキンショウニチを排除するだろう」と語ったといいます。
北の人権抑圧は欧米の団体がすでに取り上げており、北がキンの言葉どおり核武装を放棄しないとすれば中国は台湾の核武装を上記のように論理上否定できません。博士の言葉は台湾を守るため、ある意味で理想論的であり、中国は台湾カードを切らせないためにアメリカに強力に働きかけていることでしょうが、キンがその体制維持のため、高く売りつけようとする核も人質も、究極的にはキンの体制を守るには役に立たないのでしょう。
「キンショウニチのジレンマは核兵器を放棄しても潰れ、持っていても潰れるという点にある」というのが筆者の結論です。北の核問題は台湾カードとからめて、もっと注視する必要があります。それにしても、中国が台湾海峡に設置した500発のミサイルは自国に向けられたミサイルということになります。大陸に置かれた多数のミサイルが、実は自国の民に向けられたものでもあることを示しているといえるのではないしょうか。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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