小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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真相は闇の中

投稿者: river_god_2002 投稿日時: 2004/05/23 01:27 投稿番号: [129043 / 232612]
小泉首相の再訪朝で被害者家族の帰国だけでなく、10名の行方不明者に関わる
プラスアルファが事前に用意されていたと思いました。だからこそ今の時期に
総理は決断されたのだと。

しかし実際は日本側の希望的観測に過ぎず、経済カードを事前に晒した捨て身
の賭けも、金正日では通用しなかったようです。会談を終えた後の両者を
テレビで注視していましたが、総理の厳しい顔つきに比べて、金正日のにこやか
な笑みがトップ会談の結果を如実に表していました。

「平壌宣言を順守する限り経済制裁発動をしない」とは一見、順守しなければ、
いつでも発動するという意味ではなくて、北朝鮮が無効を宣言しない限り、未
来永劫にわたって制裁をしないとも取れます。今現在でも宣言を蔑ろにしてい
る北朝鮮に対して、ジョーカーはいつの間にか相手側にわたってしまっている
かのようです。

コメ支援25万トンは日本の経済力にとってはたいした額ではないと思われる方も
おられるようですが、北朝鮮の軍隊すべてに配給して3年から4年をまかなうこと
ができる量だとすれば、その物量の高が想像できます。

アメリカはこのような北朝鮮の延命策を許すはずがないと思っていました。事前
にアメリカと話がついていたのであれば、アメリカは北朝鮮の延命に対して反対
はしなかったことになります。これが本格的な北朝鮮攻撃の布石とするのか、日
本に対する遠慮とするのか、真相は闇の中です。

少なくともイラク問題が片付かない限り、アメリカは北朝鮮に対してのハードラ
ンディングは取れそうにありません。日本も国内のテロ対策に対処できるだけの
備えもありません。そうすれば今のところは時間を稼いで、北朝鮮の暴発や瓦解
への準備を進めることになります。

今回の会談は小泉首相にとって屈辱の外交となったはずです。しかし一国の総理
として日本全体の安全保障を優先させるためには、仕方のなかった代償なのかも
知れません。無念です。
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