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二十世紀の共産主義がもたらしたわざわい

投稿者: sa_bo_ten_02 投稿日時: 2004/05/18 20:02 投稿番号: [127034 / 232612]
二十世紀の共産主義がもたらしたわざわい


以上、日本人拉致事件が歴史の文脈の中でどのように位置づけられるかを見てきた。ここで、改めて、二つのポイントを強調しておきたい。


  その一つは、?から?までの出来事のうち、そのどれ一つが欠けても一九七七年から七八年の一連の日本人拉致事件は、あのような形では絶対に起こらなかったということである。これら七つの出来事は、重ねられた積み木のような構造で後に起こる事象の原因となっている。

  まず、そもそも、ソ連が北朝鮮を占領しなければその後の全ての悲劇は起こらなかったと言える。その悲劇とは、日本人にとっての悲劇であ
るばかりでなく、北朝鮮の人民にとってこそより大きな悲劇である。これは結局のところ、二十世紀の共産主義がもたらした災害の一つなのである。今日の金王朝の構造は、確かに朝鮮民族特有の偏差を持っているとはいえ、基本的にはスターリン体制という共産主義社会の一種なのである。ただし、個人崇拝と国家全体の監獄化は、スターリン時代のソ連に比較してすら、はるかに緻密に徹底的に完成されているとは言える。

ここでは、さらに朝鮮総連と帰国事業の役割に着目しよう。日本国内に朝鮮総連という組織がなければ、そして、在日朝鮮人の北朝鮮への帰国事業というものがなければ、日本人の拉致事件は決して起こすことができなかった。

  すでに説明したとおり、帰国事業はその発想の最初から、帰国者を人質にとって在日朝鮮人を意のままに動かすための謀略だった。朝鮮半島問題の専門家である佐藤勝巳氏は、帰国事業が金王朝にもたらしたものとして次の五点をあげている。(佐藤勝巳「北朝鮮帰国問題の背景」、青山健煕『北朝鮮という悪魔』光文社、所収)

  ?帰国者を人質にすることで在日朝鮮人を影響下に置き、とりわけカネを収奪する道が開かれた。
  ?朝鮮戦争によって失われた労働力の補充ができた。


  ?帰国に当たり持ち出しを許した金額は一律四万円までとされ、残りの財産の全てを朝鮮総連に寄付させることで金日成の手先である朝鮮総連の膨大な活動資金を生み出した。

  ?朝鮮総連は右の方法によって集めた潤沢な資金を用いて日本の政治家を買収することが可能になった。
  ?朝鮮総連内部の日本共産党支持派をパージすることに成功した。

  さらに、日本人の拉致と朝鮮総連とは直接の関係がある。日本人を拉致した実行犯は、北朝鮮から侵入した工作員である。

しかし、彼らは日本国内に協力者・共犯者がいたからこそ拉致を成功裏に実行することができた。拉致の目的は、工作員教育の教官にするだけではなかった。もっと単純には、身よりのない孤独な日本人を探し出して拉致し、そのパスポートをつくって日本人になりすます「背のり」という目的のために日本人が拉致された。大阪の中華料理店の店員だった原さんの例がその典型である。


そういう日本人を見つけ出すには、日本社会の中に協力者・共犯者のネットワークが存在しなければならない。その協力者は、北朝鮮にいる帰国者の家族が狙われた。日本人拉致に協力しなければ北朝鮮の肉親を殺すことをほのめかし、協力を強要した。
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