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台湾の中国政策に圧力

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/05/18 00:16 投稿番号: [126908 / 232612]
ブッシュ政権高官

5月20日総統就任演説に「二国論」を述べないよう示唆

ブッシュ政権高官で国家安全保障会議の中国担当補佐官クリフォード・ハートは非公開のセミナー(5月7日、ワシントン)で講演し、「陳水扁総統は”独立”を示唆するような如何なる就任演説も好ましいことではない」と示唆した(「台北タイムズ」、5月8日付け)

このセミナーは在米台湾協会などが出席した非公開のもので情報が漏れたのは台湾からの出席者かららしい。

「ブッシュ政権は陳政権が台湾の運命を決めるような選択肢を軽々しく述べるべきではない」と就任演説の内容に関しても容喙する発言をしたらしい。
 
すでにワシントンで台湾代表との就任演説の中味をめぐる水面下の折衝が続けられており、新しく台湾の大陸問題委員会主任(閣僚級)になった丘(前総統府秘書長)が密かに渡米、水面下の話し合いを行った形跡がある。

なにしろ陳水扁政権は2006年に国民投票による憲法改正(全面改正)、2008年施行を公言している。
台湾の改憲は領土範囲も策定すると言われるから、事実上の独立宣言ととれないことはない。

米国は「台湾の独立を支持しない」と繰り返し明言してきた。
ハートの冒頭の発言は、こうした文脈から極めて重要な意味を持つのである。
もっともハートの講演の大部分は中国の台湾向け軍事力の脅威に関しての懸念と、対比的に台湾側の防衛予算削減に警告を発している点が重要だ。この基調はジム・ケリー国務次官補の議会証言と同じ軌道にある。
 
同じシンポジウムにはペンタゴンの台湾関係デスクであるロイ・カンファーセン大佐も出席して発言。過去十年の台湾の国防費削減に憂慮を表明している。

「中国の軍事的脅威の増大は深刻であり、台湾軍は構造的問題と管理の脆弱性がある。軍の装備というよりも、台湾軍の問題はソフトウエアの運用ノウハウである。とりわけコミュニケーション、指令系統の電子化などの「4CISR」の能力不足、陸海空軍の戦略的整合性を構築するのが急務である」などと説明し、「台湾の防衛費増大が好ましい」と本音を吐いた。
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