NHK日曜討論(5/16)から①
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/05/16 21:46 投稿番号: [126468 / 232612]
5月2日に続く日朝問題の討論、あの時から2週間しか経過していませんが、随分と情勢が変ってしまった。とにもかくにも小泉首相の再訪朝である。
あの時既に小泉首相は再訪朝の指示を外務省に出していたのですね(4月28日指示とか)。
例によって、ビデオとかの録画はしていませんので、要約というよりも要点メモのつもりです。
出席者
司会:(?)いつもの人
①柳本俊二(元駐米大使・中央大学教授)
②森本敏(拓殖大教授)
③伊豆見元(静岡県立大教授)
④李鐘元(リジョンウォン)(立教大教授)
1. 再訪朝について
①再訪朝は(国際的にはおかしいが)相手国の事情からしてやむを得ない(森本)。
②米国との関連で、前回は米国が懸念したが、今回はそのようなことは無い(柳本)。
2. 今回の再訪朝に対する北朝鮮の思惑
①北の目的は経済協力であるが、これも2つある。
第1に国交正常化後の本格的経済援助、第2に正常化前に核問題の進展の中で期待できるもの考えられる。
それに6カ国協議の構図は2対4である。これを日本を寄せることにより、日米分断というよりも、日本通して米国を寄せたい思惑がある(伊豆見)
②北朝鮮が動いた理由
目先として多額の人道援助を期待できるが、先の金正日の訪中があった。政治的要請として日本の経済制裁を避けたい、サミットでの議題は2つが主要議題でイラク中東と核不拡散の問題だ。北朝鮮はそれをにらんで、日本を通じて米国に伝えたいのだろう。
ここがポイントで、対応によっては日米分断の可能性もあり、微妙な問題である(森本)。
③北は核問題についてはもっぱら米国を相手にしてきたが、日本にとっても重要であることが分かってきたのではないか(柳本)
④米国テロリスト支援国家に拉致問題の理由で北朝鮮が記載され、経済制裁法のこともあり、北には圧力になっている(柳本)
3. 拉致問題と小泉再訪朝
① 5人の家族=8人が戻ることは当然だ。日朝協議の場を作って150項目の質問について詰めていくしかない。これまではその場が無かった(伊豆見)
② J氏は移動の自由意志を確認することが重要。8人以外は調査合同委員会の案があるが、北だけが情報提供できるのであり、安易な妥協はすべきでない(柳本)。
③ 8人が戻るだけでは世論の反発は避けられない。長引く可能性があり、北に何らかのメリットがあれば真相が明らかになる可能性がある(李)
④ 北にとって8人をホールドしているメリット無し。問題は8人以外の人々をどうするのか。KLでの150項目の質問の続きがある(森本)
4. 日朝平壌宣言について(3項目のボードを提示=忘れた)
① 日朝とも包括的に協議をやりたい、北からみると日本は拉致問題優先でこれまでは包括的にやってくれなかった。
② 核問題は悩ましい問題。実は拉致問題も核問題も北には何のメリットもない。経済協力がほしいのである。北は6カ国協議以上の案を出してサプライがありうるかも。02年9月の訪朝もそうであるが、今回も北は日本を通して、米国に伝えたいと言うことだろう(森本)
③ 94年の米朝合意では、核開発の凍結と核査察を約束し平和利用を排していなかった。しかし北はそれを守らなかった。現在は北にとって94年よりも環境は厳しい。平和利用といっても核開発と裏腹の関係にある(柳本)
④ 米国は北は核兵器を所有していると認識しているではないか。CVRDの方針は固い。小泉はこの米国の意志を伝えることが重要(森本)
⑤ 金正日に本当のことが伝わっているのかいないのか。首脳会談はそこに意味がある(李)
⑥ 北は核兵器開発を現在進めており、小泉首相には凍結宣言をせまってほしい(伊豆見)
(next→)
あの時既に小泉首相は再訪朝の指示を外務省に出していたのですね(4月28日指示とか)。
例によって、ビデオとかの録画はしていませんので、要約というよりも要点メモのつもりです。
出席者
司会:(?)いつもの人
①柳本俊二(元駐米大使・中央大学教授)
②森本敏(拓殖大教授)
③伊豆見元(静岡県立大教授)
④李鐘元(リジョンウォン)(立教大教授)
1. 再訪朝について
①再訪朝は(国際的にはおかしいが)相手国の事情からしてやむを得ない(森本)。
②米国との関連で、前回は米国が懸念したが、今回はそのようなことは無い(柳本)。
2. 今回の再訪朝に対する北朝鮮の思惑
①北の目的は経済協力であるが、これも2つある。
第1に国交正常化後の本格的経済援助、第2に正常化前に核問題の進展の中で期待できるもの考えられる。
それに6カ国協議の構図は2対4である。これを日本を寄せることにより、日米分断というよりも、日本通して米国を寄せたい思惑がある(伊豆見)
②北朝鮮が動いた理由
目先として多額の人道援助を期待できるが、先の金正日の訪中があった。政治的要請として日本の経済制裁を避けたい、サミットでの議題は2つが主要議題でイラク中東と核不拡散の問題だ。北朝鮮はそれをにらんで、日本を通じて米国に伝えたいのだろう。
ここがポイントで、対応によっては日米分断の可能性もあり、微妙な問題である(森本)。
③北は核問題についてはもっぱら米国を相手にしてきたが、日本にとっても重要であることが分かってきたのではないか(柳本)
④米国テロリスト支援国家に拉致問題の理由で北朝鮮が記載され、経済制裁法のこともあり、北には圧力になっている(柳本)
3. 拉致問題と小泉再訪朝
① 5人の家族=8人が戻ることは当然だ。日朝協議の場を作って150項目の質問について詰めていくしかない。これまではその場が無かった(伊豆見)
② J氏は移動の自由意志を確認することが重要。8人以外は調査合同委員会の案があるが、北だけが情報提供できるのであり、安易な妥協はすべきでない(柳本)。
③ 8人が戻るだけでは世論の反発は避けられない。長引く可能性があり、北に何らかのメリットがあれば真相が明らかになる可能性がある(李)
④ 北にとって8人をホールドしているメリット無し。問題は8人以外の人々をどうするのか。KLでの150項目の質問の続きがある(森本)
4. 日朝平壌宣言について(3項目のボードを提示=忘れた)
① 日朝とも包括的に協議をやりたい、北からみると日本は拉致問題優先でこれまでは包括的にやってくれなかった。
② 核問題は悩ましい問題。実は拉致問題も核問題も北には何のメリットもない。経済協力がほしいのである。北は6カ国協議以上の案を出してサプライがありうるかも。02年9月の訪朝もそうであるが、今回も北は日本を通して、米国に伝えたいと言うことだろう(森本)
③ 94年の米朝合意では、核開発の凍結と核査察を約束し平和利用を排していなかった。しかし北はそれを守らなかった。現在は北にとって94年よりも環境は厳しい。平和利用といっても核開発と裏腹の関係にある(柳本)
④ 米国は北は核兵器を所有していると認識しているではないか。CVRDの方針は固い。小泉はこの米国の意志を伝えることが重要(森本)
⑤ 金正日に本当のことが伝わっているのかいないのか。首脳会談はそこに意味がある(李)
⑥ 北は核兵器開発を現在進めており、小泉首相には凍結宣言をせまってほしい(伊豆見)
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これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.