19年の空白
投稿者: ringo_pie03 投稿日時: 2004/05/15 21:36 投稿番号: [126116 / 232612]
欧州ルート (掲載日:2002/04/28)
よど号グループが関与
欧州での日本人失跡。よど号グループ。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)。
三つの点を二枚の写真が結んだ。
一枚目は男性一人と女性二人がベンチに座る写真。一九八〇年四月、スペイン・バルセロナの動物園で撮ったとされる。
男性は札幌市出身。前回紹介した通り、同年夏に消息を絶ち、八八年、平壌にいるとの手紙が実家に届いた。
兵庫県警は手紙を筆跡鑑定して本人と確認し、友人からその写真の提供を受けたという。隣に写る女性は、二人ともよど号犯の妻と判明した。
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七〇年三月、日航機「よど号」の乗っ取り犯九人は北朝鮮に亡命した。七〇年代後半、彼らは相次いで結婚。八〇年代、その妻たちが欧州で拉致に携わったとされる。
かつて行動を共にした元妻(46)が今年三月、東京地裁で「八三年、よど号グループのリーダーに若い日本人女性の獲得を命じられた」と証言した。その時期、すでに札幌出身の男性らが拉致されていた。「結婚させ、代を継いで金日成主義に基づく革命の実現を」。そんな使命感を胸に、元妻は有本恵子さんに接触したという。
では、拉致は日本人だけで実行されたのか。二枚目の写真は、そうでないことを示唆する。
有本さんの両親は九三年、県警の刑事に「確認してほしい」と、その写真を見せられた。年配の男の隣に間違いなく有本さんが写っていた。刑事は「男は北朝鮮の工作員だ」と述べたという。
元妻は有本さんを北朝鮮の外交官に引き渡したと証言している。その後の報道で、写真は西側の情報機関が八三年七月、デンマーク・コペンハーゲンの空港で撮ったとされた。
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二枚の写真は一部の週刊誌などで報じられた。どちらも公式発表はされていない。
このため「出所のあいまいな状況証拠」と、よど号グループは反論する。バルセロナの写真は旅行中にたくさん撮った中の一枚にすぎないとし、コペンハーゲンの写真は「事実かどうか確認されていない」「偽造の可能性もありうる」と、グループのホームページで主張する。
一方、「北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会」は、「政府が認定した八件十一人以外にも被害者がいる」と指摘し、被害の全容などの情報公開を政府に求めている。
二十五日、東京都内で開かれた拉致問題に関する議員連盟の設立総会で、有本さんの両親は「早期に全員の救出を」と訴えた。二十九日には、北京で日朝赤十字会談が始まる。両国はどんなカードを切るのか。十九年の空白を埋める進展が待たれる。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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