拉致被害者や家族らも全面解決へ期待
投稿者: bouronseiron55 投稿日時: 2004/05/14 23:54 投稿番号: [125819 / 232612]
<小泉首相訪朝>拉致被害者や家族らも全面解決へ期待
小泉純一郎首相が22日に北朝鮮を再び訪問することが決まった。拉致被害者5人の24年ぶりの帰国から約1年7カ月。再訪朝は、この間ほとんど進展のなかった拉致問題の全面解決につながるのか。5人は我が子や夫との再会を待ち望みつつも、安否不明の被害者の家族たちと同様、真相究明に期待を込めた。
■蓮池さん夫妻
新潟県柏崎市の蓮池薫さん(46)は市広報広聴課での仕事を終えた午後5時すぎ、市役所前で会見した。「1年7カ月、ほとんど動きがなかった」と、これまでのじれったさを口にした後、「今回ほど期待に胸を膨らませたことはない。これが(拉致問題解決への)大きな契機になるものと信じている。子供たちに早く会いたい」とあふれる思いを一気に語った。
一方で「首相の訪朝は最大のカード。ここで結果が出なければどうなるのかという気持ちも強い。8人全員が帰ってくるという確約があっての訪朝であってほしい」と、不安も重なる心情を吐露した。また、消息がはっきりしない拉致被害者についても「問題解決にきちっとした道筋をつけてほしい」と話した。
妻祐木子さん(48)は午後1時ごろ、首相訪朝のニュースを聞き、「テレビ見た?」と電話をしてきたという。
夫妻は今月、子供たちの帰国に備えて一戸建てを借り、薫さんの実家から引っ越したばかり。薫さんは「偶然だと思う」としながらも、「(引っ越しには)我々が動けば事態も動くのではないかという願いが込められていた」と打ち明けた。【田苗学】
■地村さん夫妻
福井県小浜市の地村保志さん(48)も午後5時から、市役所内で会見。落ち着いた表情で「帰国後、進展がなく、打開のため首相訪朝を希望していたので、知らせを聞いたときにはうれしかった」と語った。
これまでも何度か帰国説が流れたため、「まだ決まったわけではなく、過大な期待をしないように言い聞かせている」。一報を聞いて連絡した妻富貴恵さん(48)も「ほんまかな」という感じだったという。それでも、地村さんは「(帰国したら)落ち着ける条件を作りたい。(県と市が共同で)住宅や日本語教育などカリキュラムを作ってくれたが、帰ってきた時からいろいろな問題が起きると思う。私自身も想像がつかない」と子供の帰国後に思いをはせた。
ただ、会見の最後には「首相訪朝に反対する人も、子供の帰国のためではなく、拉致問題全体、日朝間の問題を話し合うためという意味で理解してほしい」と述べ、安否未確認の被害者の解決を望んだ。【川口裕之】
■曽我さん
新潟県佐渡市の曽我ひとみさん(44)は市の支援室を通じて「家族の帰国が1日でも早まるように思い、大変大きな期待をしています。問題解決のためにできる限りの努力をしていただきたいと心より願っております」とのコメントを出した。
曽我さんはこの日、いつも通りの午前9時に同市真野支所に出勤し、保健衛生指導員として、書類の整理などの仕事にあたった。支援室の職員が首相再訪朝の一報を伝えると「まだまだ安心できない。本当に決まるまでは冷静に待ちたい」と話し、あわて気味の職員を逆になだめたという。【磯野保】
■横田さん夫妻
家族会代表の横田滋さん(71)と早紀江さん(68)夫妻はこの日は、沖縄で講演があったため、家族会などの会見には出席できず、羽田空港で記者団の取材に応じた。
滋さんは「外相の後に、首相が訪朝して決着をつけるということはあるだろうが、最初から切り札を切ってしまうことになる。そうする以上、家族の帰国だけではなく、拉致問題を全面解決してもらいたい」。早紀江さんも「訪朝で拉致問題のすべてを国民も家族も納得できる形で決着をつけていただきたい」と話した。【宍戸護】
■家族会など
拉致被害者の家族会などのメンバーらは14日夕、東京都内で記者会見し、訪朝について「問題解決への千載一遇のチャンスだ」と期待する一方で「幕引きにつながりかねない」と懸念する声も相次いだ。
蓮池透事務局長は「訪朝を英断した首相に敬意を表したい」と述べたうえで、「(安否未確認の)10人はせめて真相解明の糸口でも見いだしてもらいたい」。増元照明事務局次長は「家族8人全員を一緒に帰国させなければ、再び北朝鮮の人質外交の繰り返しになる」と不安を訴えた。
支援団体・救う会の幹部らからは「日帰りという短時間の訪問で、解決の道筋をつけることができるのか」など疑問視する声も出た。超党派の国会議員でつくる拉致議連メンバーらは小泉首相に面会し、家族の帰国に代償を払わないことや今回の訪朝で問題終結としないことなどを求める方針を明らかにした。【西脇
小泉純一郎首相が22日に北朝鮮を再び訪問することが決まった。拉致被害者5人の24年ぶりの帰国から約1年7カ月。再訪朝は、この間ほとんど進展のなかった拉致問題の全面解決につながるのか。5人は我が子や夫との再会を待ち望みつつも、安否不明の被害者の家族たちと同様、真相究明に期待を込めた。
■蓮池さん夫妻
新潟県柏崎市の蓮池薫さん(46)は市広報広聴課での仕事を終えた午後5時すぎ、市役所前で会見した。「1年7カ月、ほとんど動きがなかった」と、これまでのじれったさを口にした後、「今回ほど期待に胸を膨らませたことはない。これが(拉致問題解決への)大きな契機になるものと信じている。子供たちに早く会いたい」とあふれる思いを一気に語った。
一方で「首相の訪朝は最大のカード。ここで結果が出なければどうなるのかという気持ちも強い。8人全員が帰ってくるという確約があっての訪朝であってほしい」と、不安も重なる心情を吐露した。また、消息がはっきりしない拉致被害者についても「問題解決にきちっとした道筋をつけてほしい」と話した。
妻祐木子さん(48)は午後1時ごろ、首相訪朝のニュースを聞き、「テレビ見た?」と電話をしてきたという。
夫妻は今月、子供たちの帰国に備えて一戸建てを借り、薫さんの実家から引っ越したばかり。薫さんは「偶然だと思う」としながらも、「(引っ越しには)我々が動けば事態も動くのではないかという願いが込められていた」と打ち明けた。【田苗学】
■地村さん夫妻
福井県小浜市の地村保志さん(48)も午後5時から、市役所内で会見。落ち着いた表情で「帰国後、進展がなく、打開のため首相訪朝を希望していたので、知らせを聞いたときにはうれしかった」と語った。
これまでも何度か帰国説が流れたため、「まだ決まったわけではなく、過大な期待をしないように言い聞かせている」。一報を聞いて連絡した妻富貴恵さん(48)も「ほんまかな」という感じだったという。それでも、地村さんは「(帰国したら)落ち着ける条件を作りたい。(県と市が共同で)住宅や日本語教育などカリキュラムを作ってくれたが、帰ってきた時からいろいろな問題が起きると思う。私自身も想像がつかない」と子供の帰国後に思いをはせた。
ただ、会見の最後には「首相訪朝に反対する人も、子供の帰国のためではなく、拉致問題全体、日朝間の問題を話し合うためという意味で理解してほしい」と述べ、安否未確認の被害者の解決を望んだ。【川口裕之】
■曽我さん
新潟県佐渡市の曽我ひとみさん(44)は市の支援室を通じて「家族の帰国が1日でも早まるように思い、大変大きな期待をしています。問題解決のためにできる限りの努力をしていただきたいと心より願っております」とのコメントを出した。
曽我さんはこの日、いつも通りの午前9時に同市真野支所に出勤し、保健衛生指導員として、書類の整理などの仕事にあたった。支援室の職員が首相再訪朝の一報を伝えると「まだまだ安心できない。本当に決まるまでは冷静に待ちたい」と話し、あわて気味の職員を逆になだめたという。【磯野保】
■横田さん夫妻
家族会代表の横田滋さん(71)と早紀江さん(68)夫妻はこの日は、沖縄で講演があったため、家族会などの会見には出席できず、羽田空港で記者団の取材に応じた。
滋さんは「外相の後に、首相が訪朝して決着をつけるということはあるだろうが、最初から切り札を切ってしまうことになる。そうする以上、家族の帰国だけではなく、拉致問題を全面解決してもらいたい」。早紀江さんも「訪朝で拉致問題のすべてを国民も家族も納得できる形で決着をつけていただきたい」と話した。【宍戸護】
■家族会など
拉致被害者の家族会などのメンバーらは14日夕、東京都内で記者会見し、訪朝について「問題解決への千載一遇のチャンスだ」と期待する一方で「幕引きにつながりかねない」と懸念する声も相次いだ。
蓮池透事務局長は「訪朝を英断した首相に敬意を表したい」と述べたうえで、「(安否未確認の)10人はせめて真相解明の糸口でも見いだしてもらいたい」。増元照明事務局次長は「家族8人全員を一緒に帰国させなければ、再び北朝鮮の人質外交の繰り返しになる」と不安を訴えた。
支援団体・救う会の幹部らからは「日帰りという短時間の訪問で、解決の道筋をつけることができるのか」など疑問視する声も出た。超党派の国会議員でつくる拉致議連メンバーらは小泉首相に面会し、家族の帰国に代償を払わないことや今回の訪朝で問題終結としないことなどを求める方針を明らかにした。【西脇
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.