田中正造直訴
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/05/04 22:38 投稿番号: [122642 / 232612]
天皇直訴。田中正造の考えた結論はそこにあった。憲法は天皇陛下が臣民の幸福の為に作られた物。その憲法を正しく行わない者がいるために、陛下の臣民が苦しんでいる。それをぜひ陛下にお伝えしなければならぬ。そう田中正造は考えた。
第16回議会の開院式からの帰路にある天皇の馬車が桜田門に近づいた頃、田中正造は白足袋のまま、その列めがけて飛び出して行った。
両手に「謹奏」としたためた直訴状を握り、
「お願いがございます。お願いがございます。」
と、精いっぱいの声を振り絞って天皇の馬車めがけて突進していった。60を越えた老人が正装でよろけながら走る様は、端からみれば滑稽そのものであった。騎馬兵が手に持った槍でこれを遮ろうとして、慌てて馬を反転させ、勢い余って落馬した。これをよけようとした田中正造もつまずいて倒れ、あとは大勢の警官が倒れた田中正造を取り押さえ、天皇の馬車はその横を何事もなかったかのように通り過ぎた。とっさの出来事であり、天皇はその小さな出来事には気づかなかった。
http://www.ryomonet.co.jp/p-soft/tanaka/tanaka10.html
これは メッセージ 122612 (ringo_pie03 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/122642.html