小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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野口健の素晴らしいコメント

投稿者: sa_bo_ten_02 投稿日時: 2004/04/20 20:48 投稿番号: [118777 / 232612]
hpより抜粋。
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今回のイラクでの人質事件。あの家族たちの会見でのコメントに不快感を覚えたのは私一人だけじゃないだろう。誰が彼らにイラク行きを命じたのか。再三、外務省から退避勧告が出されているにも関わらず、 あえてご自身たちの意思でイラク行きを決断されたわけでしょ。
  人質の家族から「自衛隊は早期撤退して頂きたい」「三人の人権が大切なのか、国家が先なのか」などと国に対する批判を繰り返していたが、国への批判の前に自分たちの身内が行った無謀な行動に対する責任についてどのように感じているのだろうか。国を批判することでの責任転嫁。

  イラクでの5人の行動は、例えばヒマラヤが大雪と高温で雪崩の巣となっている状態で、登山の中止を勧められているにも関わらず、いや「俺は何がなんでも登るんだ!」と突っ込んだあげくに遭難したようなもの。リスクを背負うならば情報収集に費用とエネルギーを費やさなければならない。何十もの安全対策を行った上での活動でも時に遭難はおこる。

  イラクに向かった5人の志は共感する。しかしむやみに命を落としては意味がない。もったいない。そして結果的にイラクのためにならないのだ。それだけに慎重にならなければならない。
  最後にもう一言だけ付け加えたい。
 
  例えば   山で遭難すれば遭難救助にかかる費用は基本的に自己負担です。だから我々はいくつも保険に入っています。エベレスト遠征前は高額な保険をかけたりします。危険を承知であえてその世界に足を踏み入れるのだから当然です。今回、イラクでの5人も同じように危険を前提で出かけたはずです。自己責任とは自己負担も含まれるもの。彼らの救出にかかった費用を彼らが負担してこそ自己責任につながるんじゃないでしょうか。

  そしてあの家族たちのコメントが人質となった彼らをさらに追い詰めたんじゃないだろうか。「自衛隊撤退」という彼らの主観的なイデオロギーを叫ぶよりも「申し訳ない」とただ頭を下げているべきだった。「自衛隊派遣問題」とこのテロリストが行った「人質事件」はまったくの別問題であり、そこをごちゃまぜにしちゃいけない。自衛隊派遣は賛否両論あるが、その是非は他の機会で論ずるべき。

  そしてこれから日本が国際的に活躍すればこのような事態が再発する可能性もある。国家の根幹に関わる部分であり、今回のような揺さぶりが再び起きようとも動じてはならない。5人はもう間もなく帰国する。己の招いた行動でこれだけの騒ぎとなり、国民の税金もふんだんに使われたのだから、彼らはご自身の言葉で国民に対するお詫びと何が起こったのかを話さなければならない。

  彼らに説明責任があるのは言うまでもないが、責任は家族や5人の張本人達だけではない。不安定な家族の心情をあおったマスコミの責任、人質事件を政治利用した政党(社民党・共産党など)の姿、そしてなによりも国民がこのような一大事に直面した時にがんとして立ち向かえるだけの強さがあるのだろうか、大きな課題を残した事件であったように思えてならない。


4月18日   野口健

 

http://www.noguchi-ken.com/message/b_num/2004/4_0419_a.html
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