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「声明文」に疑問も 政府

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/04/12 07:31 投稿番号: [116362 / 232612]
「声明文」に疑問も   政府

  アルジャジーラが11日未明に放送した「声明文」について、政府は当初、人質解放につながる動きと肯定的にとらえていたが、同日中に解放を確認するにはいたらなかった。イラク中部ファルージャ周辺の部族長らを仲介役にして政府が水面下で進めていた犯人側との解放交渉が、難航しているためとみられる。自衛隊の撤退要求に対する「回答期限」になっていた11日午後9時は過ぎたが、政府は引き続き人質全員の救出に向けて全力を挙げる方針だ。

  犯人グループについて、政府はバグダッド西方の都市ファルージャ周辺で活動する武装勢力との見方を強め、同地域で影響力のあるイスラム教スンニ派の宗教指導者や部族長らのパイプを通して、犯人側と水面下の解放交渉に乗り出していた。このため、アルジャジーラで人質の解放を予告した犯人側の「声明」について、政府内では「これまでの努力が奏功した」との受け止め方が多かった。

  ところが、時間が経過するにつれて、声明そのものへの疑問が強まった。政府は11日午後5時から関係閣僚による対策本部を開く予定だったが、人質解放の動きを見極めるために延期。細田博之官房副長官や外務省の担当者らが自民党本部で開かれた与党対策会議で状況を説明し、自民、公明両党は(1)3人の救出に全力をあげる(2)自衛隊を撤退させない−−ことを確認した。

  細田副長官は党本部を出る際、アルジャジーラに送られた人質解放の予告声明文について記者団に「信ぴょう性はよく分からない。現地の情報を待つしかない」と語った。

  結局、犯人グループが自衛隊撤退の期限とした「犯行ビデオ放映から3日」にあたる午後9時を過ぎても人質解放の報は入らず、昼過ぎから首相官邸に詰めていた福田康夫官房長官も同10時過ぎに「いろいろ情報はあるが、今の段階で申し上げることはない。人命にかかわることなので経過も言えない。いい方向に向かうよう全力をあげている」と言って帰宅した。小泉純一郎首相は東京・東五反田の公邸で終日、待機した。
毎日新聞   2004年4月12日   1時36分

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/hitojichi/
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