回転ドアも興味深い域に・・・。
投稿者: moon_over_moscow2001 投稿日時: 2004/04/02 02:51 投稿番号: [113616 / 232612]
この件に関してはビル会社やドアメーカーの責任が大きい事は
明白である。しかしこれには様々な尾ひれがついた結果である事も確かだ。
純粋に回転ドアだけを取り上げた場合、何ら問題は無く、
一方で非常に素晴らしいメリットすら備えている。
それ故に都会には回転ドアが多いのであろう。
空調面においてのコスト削減は省エネに繋がり、また個性的なデザインは
独特の空間を造り上げる。この事件はあくまでも企業側の
管理能力の欠如が問われる話であるのに、過剰なまでの
感情論で回転ドア自体にまで非難が及んでいるところが実に
奇妙な話である。
ちゅーたさんが言っていた様に、それではエスカレータやエレベータで
お子さんが暴れていて事故が起きたとしたら世間はここまで
騒いだであろうか?答えはNOである。それどころか母親が
責められている結果になった可能性すらあるのだ。
なぜならこれらは予め危険なものだと認識している人が多いからである。
しかしそれと同じく回転ドアも少し考えてみれば危険なものに変わりはない。
エスカレータと同じく巻き込まれる可能性が高いわけであるし。
つまり大きな動力で作動する全てのインフラは
便利である反面きわめて危険でもあるのだ。これらは飛行機や自動車にも
通じるお話だ。たまたま回転ドアで、子供が対象である事故と言う、
あまり聞いた事の無いツールで起きた悲しい出来事であるが故に
事件として報道された。しかしこの程度では大した騒ぎには
ならなかったであろう。
ここで企業サイドの管理においての怠惰ぶりと責任のなすり合いが
話題に拍車をかけ、世論が過剰に盛り上がり、事の本質ではない
回転ドア自体にまで非難が及んだという事であろう。
本来、子供自身も母親も命を落としたいはずなど無く
また企業側も好き好んで事故など起こすつもりは無かったわけで
ここには全く殺意などはない。いわゆる企業サイドの責任の希薄さと
その所在が事前に不確かであった日本社会特有の空気が
生み出した事件といっても過言ではないだろう。
アメリカなどの訴訟社会においては企業も自主的に危険性を排除しなければ
リスク回避が出来ず、致命的な損害を出すが、
日本人は何が危険かと明確に示されれば、右に習えとばかり
全ての企業がそれに従う一方、危険性があまり騒がれていないものについては
全く無頓着であり、つまりまだまだその様な危険性をはらんだ
文明的インフラやツールはその辺にごろごろ存在しているという
良い例であろう。けして母親を非難している訳ではないが、
これは全ての日本人が心しておくべきであろう。
責任の所在が不明確である日本社会の負の側面と
便利なものは危険であると言う認識が希薄な日本国民という
問題が浮き彫りになった話題と思われました。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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