産経抄 感動した
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/03/24 18:33 投稿番号: [112598 / 232612]
「プロジェリア」という名の病気を知っていた人はどれほどいたろうか。先週末のフジテレビ系番組『サイエンスミステリー/DNAが解き明かす人間の真実と愛』で、短い命を刻む十二歳の少女アシュリーちゃんの日々が映し出された。
▼早期老化症(プロジェリア)という遺伝子の病気に侵されると、人間は普通の十倍近いスピードで老化していく。アシュリーちゃんの肉体年齢はすでに百歳近いという。彼女の日常は昨年三月に同テレビが初めて紹介し、視聴者を感動させた。その映像は国際的な賞も受けた。
▼先週末は続編だったのだが、アシュリーちゃんにボーイフレンドができた。三つ年上で同じ病気とたたかうジョン君である。二人は三日間を一緒に過ごすが、名残惜しさを引きずらぬように「別れの時間は短くする」、それが約束事だった。
▼二人にとってその“一瞬の夏”が人生の最も輝いた時間だったのである。テレビは再び見るものを感動させたが、収録後まもなくジョン君は生を終えたという。すばらしいのは彼女を育てている母親ロリー・ヘギさんだ。手記『みじかい命を抱きしめて』(発売・扶桑社)が出版されたので読んでみた。
▼なんと母親自身がすさまじい半生を歩んでいた。家出、ドラッグ中毒、そして十七歳でシングルマザーとして彼女を産む。プロジェリア患者は世界に三十人ほどいるが治療法はない。過酷な宿命を背負った娘とともに、この母もいまという瞬間を生きていた。
▼日本には、時間をもてあましている若者、明日が不安と不満でたまらない若者、捨てばちになっている若者がごまんといるだろう。そういう若者たちがこの母子の人生を知れば、時間の大切さを感じないではいられまいと思った。
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
これは メッセージ 112596 (sa_bo_ten_02 さん)への返信です.
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