小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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西村真悟の時事通信

投稿者: sadatajp 投稿日時: 2004/03/02 20:38 投稿番号: [109779 / 232612]
百年前の武勇と、現在のこの卑屈な精神
No.148   平成16年 2月29日(日)

  本年に入り、靖国神社、乃木神社、東郷神社に参拝した。
靖国神社では、次の御製歌が心にしみた。

  「身をすてて   いさををたてし   人の名は
   くにのほまれと   ともにのこさむ」

  乃木神社は、私の宿舎の近くにある。
  東郷神社は、私の母方のご縁がある。
「乃木さん」や「東郷さん」の凱旋の状況は、
明治四十二年生まれの母からよく聞いた。
母も、凱旋式に出た親からよく聞いたのだ。

「乃木さんは、小さくなって俯いて本当にすまなそうにしていた、東郷さんも俯いて得意な様子ではなかった・・・」

  このような母から聞いた話によって、乃木大将も東郷大将も、武勇を誇らず荒々しいところは微塵もなく、質素に生きられた武人であるというイメージを持っている。

  そして、そのイメージ通り、お二人の神社も質素だ。
特に、乃木神社にある乃木大将の家は、開拓村に建てられた農家のような造りで、乃木さんの人柄そのものが、この六本木の東京の一角に残っているという風であった。馬小屋だけがレンガで立派であった。

  母とともに乃木邸に来て、
母が両親から聞いた「乃木さん」のことを、明治の人たちの気持ちを、もっと聞きたかったと思った。

  さて、アナン国連事務総長が来日していたが、アナン総長は、東郷神社に参拝する予定で、神社側に参拝の予定を連絡してきていた。
  アナン総長は、第三世界の出身として、99年前に白人文明の威容を有色人種に見せ付け誇示するかのようにアフリカ大陸を周回してマダガスカルから日本へ向けて出撃していったロシアのバルチック艦隊を、
対馬海峡で撃滅した東郷平八郎大将の霊に敬意を表したかったのだと思う。

  しかし、急にアナン事務総長の東郷神社参拝の予定が取り消されてしまった。アナン総長から神社側に参拝できずに残念との連絡が入ったという。
  その理由は、どうも日本側が、つまり外務省が、参拝取り止めを懇願したかららしい。
  想像するに、北京での六ヵ国協議を控えて、中国、ロシア、韓国の感情を刺激することを避けるためなのか。
(なぜ、アナン参拝がこれらの国の感情を刺激するか理解できないが)

  このアナン事務総長参拝取りやめのことを聞き、数年前に、国賓として来日したアメリカのクリントン大統領が靖国神社参拝を予定に入れていたところ、腰を抜かして中止を懇願した外務省の姿が二重写しになった。

  いずれにしろ、
アナン国連事務総長の東郷神社参拝中止とクリントン大統領の靖国神社参拝中止は、理解に苦しみ不可解である。
「いさををたてし人の名」も、「くにのほまれ」も無視して忘れ去り、唯近隣諸国(実は中国と韓国だけ)の感情に迎合するだけの卑しい亡国の精神を感じるのである。

  このような精神を克服しない限り、国家を運用することはできない。
  国家を運用することができないとは、即ち、国民を守り救うことができないということだ。

  国民が拉致されるにまかせ、二十数年間救い出すこともできない国家が今ここにある。
  何故、こうなったのか。
「人の名」を忘れ、「国のほまれ」を忘れたからだ。

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外務省はまだ変わってませんね。
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