難民の押し付け合い
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/02/18 21:04 投稿番号: [107550 / 232612]
私は、人口の多い中国が自由主義社会を困らせようとしているのだと思う。中国は、日本にも不法入国者を輸出している。
自国で養えない国民を、中国は意図的に放出しているような気がしてならない。
イギリスのドーバーで今年6月、オランダからフェリーに載ってやってきたトラックの積荷の奥に隠れて密航してきた中国人58人が窒息死し、2人が瀕死の状態になっているのが見つかった。この事件の後でイギリス当局は、被害者の集団が中国からオランダまでどんなルートでやってきたか調べた。
すると事件の2か月前、同人数(60人)の中国人密航者が、ベルギーのブリュッセルで当局に捕まっていたことが分かった。ところが、このところ密航者があまりに多いので、収容所のスペースも不足しているベルギー当局は、捕まえた60人を留置せず、指紋を取るなど簡単に取調べをしただけで、そのままアントワープ行きの列車に乗せ、立ち去らせた。
アントワープはイギリス行きの船が出ている港町で、ベルギー当局は密航者集団に対し、イギリスに渡るよう示唆した可能性が高い。指紋照合の結果、この60人は死んだ60人とは別のグループであることが分かったが、密航者を押しつけられたイギリス政府は、ベルギーに強く抗議した。
▼密航者の押しつけ合いをする各国政府
こうした当局間の密航者の押しつけ合いは最近、ヨーロッパのあちこちで起きている。7月末には、イタリア南部カラブリア地方の港に、アフガニスタン人やシエラレオネ人、クルド人、スリランカ人など約400人の密航者を乗せた船が到着した。
この船はトルコからやってきたもので、イタリア当局の調べによると、非合法移民の流入に手を焼いたトルコ当局の暗黙の了解を受け、密航仲介組織が仕立てたものだった。5日間の航海の途中、ギリシャの港に寄ったが、ギリシャ当局も密航者を取り締まらず、食糧の調達を許し、出航させていた。
同様の例で、ユニークなのはユーゴスラビア(セルビア)である。ユーゴの首都ベオグラードと中国の北京の間には、週に2便の旅客機が飛んでおり、ベオグラードから北京に向かう便には客がほとんどいないが、逆方向の北京からベオグラード行きの便は、いつも満席だ。乗客は中国人の若い男性たちで、北京か上海のユーゴスラビア領事館(大使館)で観光ビザを取得し、飛行機に乗り込んでくる。
中国でユーゴの観光ビザを取るのは、他のヨーロッパ諸国のビザに比べて簡単だ。ユーゴはボスニア紛争に介入した1992年以来、欧米から経済制裁を受けており、日用品などが輸入できず経済難が続いているが、欧米に対抗する外交政策をとる中国は、ユーゴとの経済関係を強化した。多くの中国商人がベオグラードで中国製品を売るようになり、大きな中国人マーケットもできた。
その延長で1−2年前から、ユーゴを通って西欧を目指す中国人の非合法移民の流れが始まった。北京からベオグラードまでは、航空運賃が5万円ほどで比較的安い。その後は地下組織「蛇頭」の手引きで、ベオグラードからクロアチアなどを通り、イタリアには船で、オーストリアには車と徒歩で向かう。
欧米当局はこうした流れを「欧米と敵対するユーゴ政府が、西欧諸国を困らせるため、わざと中国人密航者の動きを奨励している」と批判している。
自国で養えない国民を、中国は意図的に放出しているような気がしてならない。
イギリスのドーバーで今年6月、オランダからフェリーに載ってやってきたトラックの積荷の奥に隠れて密航してきた中国人58人が窒息死し、2人が瀕死の状態になっているのが見つかった。この事件の後でイギリス当局は、被害者の集団が中国からオランダまでどんなルートでやってきたか調べた。
すると事件の2か月前、同人数(60人)の中国人密航者が、ベルギーのブリュッセルで当局に捕まっていたことが分かった。ところが、このところ密航者があまりに多いので、収容所のスペースも不足しているベルギー当局は、捕まえた60人を留置せず、指紋を取るなど簡単に取調べをしただけで、そのままアントワープ行きの列車に乗せ、立ち去らせた。
アントワープはイギリス行きの船が出ている港町で、ベルギー当局は密航者集団に対し、イギリスに渡るよう示唆した可能性が高い。指紋照合の結果、この60人は死んだ60人とは別のグループであることが分かったが、密航者を押しつけられたイギリス政府は、ベルギーに強く抗議した。
▼密航者の押しつけ合いをする各国政府
こうした当局間の密航者の押しつけ合いは最近、ヨーロッパのあちこちで起きている。7月末には、イタリア南部カラブリア地方の港に、アフガニスタン人やシエラレオネ人、クルド人、スリランカ人など約400人の密航者を乗せた船が到着した。
この船はトルコからやってきたもので、イタリア当局の調べによると、非合法移民の流入に手を焼いたトルコ当局の暗黙の了解を受け、密航仲介組織が仕立てたものだった。5日間の航海の途中、ギリシャの港に寄ったが、ギリシャ当局も密航者を取り締まらず、食糧の調達を許し、出航させていた。
同様の例で、ユニークなのはユーゴスラビア(セルビア)である。ユーゴの首都ベオグラードと中国の北京の間には、週に2便の旅客機が飛んでおり、ベオグラードから北京に向かう便には客がほとんどいないが、逆方向の北京からベオグラード行きの便は、いつも満席だ。乗客は中国人の若い男性たちで、北京か上海のユーゴスラビア領事館(大使館)で観光ビザを取得し、飛行機に乗り込んでくる。
中国でユーゴの観光ビザを取るのは、他のヨーロッパ諸国のビザに比べて簡単だ。ユーゴはボスニア紛争に介入した1992年以来、欧米から経済制裁を受けており、日用品などが輸入できず経済難が続いているが、欧米に対抗する外交政策をとる中国は、ユーゴとの経済関係を強化した。多くの中国商人がベオグラードで中国製品を売るようになり、大きな中国人マーケットもできた。
その延長で1−2年前から、ユーゴを通って西欧を目指す中国人の非合法移民の流れが始まった。北京からベオグラードまでは、航空運賃が5万円ほどで比較的安い。その後は地下組織「蛇頭」の手引きで、ベオグラードからクロアチアなどを通り、イタリアには船で、オーストリアには車と徒歩で向かう。
欧米当局はこうした流れを「欧米と敵対するユーゴ政府が、西欧諸国を困らせるため、わざと中国人密航者の動きを奨励している」と批判している。
これは メッセージ 107548 (hangyosyufu さん)への返信です.