小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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タス通信の記者が見た北朝鮮・下

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/02/17 19:24 投稿番号: [107334 / 232612]
  核問題とエネルギー難

世界は「北朝鮮核危機」だと騒いでいるが、実際、平壌(ピョンヤン)では緊張感はほとんど感じられない。 「帝国主義に対抗する闘争に全人民が乗り出そう」という官営メディアの激しい呼び掛けにもかかわらず、平壌住民らの生活に大きな変化はない。 都市の警察や軍人の数も増えていない。 午後11時ごろになると街は静まり返るが、これもいつもと同じことだ。 午前6時ごろ起きて7時半から8時までの間に出勤する住民らは、夜も早い時間に就寝する。

エネルギー問題は相変らず深刻だ。 米国が北朝鮮に対する重油供給を中断した後、エネルギー難はさらに悪化した。 この頃から住民の家電使用が制限され始め、自動車運行規制などの行政措置も取られた。 平壌の多くの地域で温水の供給が途絶え、暖房ができない地域も生じた。 電気の供給が中断したため、トロリーバス(電気で運行するバス)は一日に何度も止まった。 都心のあちこちで、乗客が立ち止まったトロリーバスから降り、電力が途絶えていない次の区間まで押していく場面を頻繁に目にした。

北朝鮮政権が原子炉の再稼働を宣言した後、住民らは暖房や電力事情が改善すると信じた。 しかし改善されたものは何一つなかった。 このため多くの住民は、核施設が軍事用に利用されると信じるようになったが、これについて公に話す人はいない。 だからといって「核」についての言及が全くないわけでもない。

昨年2月、平壌では、北朝鮮の核拡散防止条約の脱退を支持する住民の大規模群衆集会が開かれた。 住民らはトラックやバスに乗って、平壌市内の最も広い4カ所の広場に集まった。 広場のあちこちで反米内容が書かれた横断幕が見られた。 演説者らは一斉に、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に対する忠誠と指導部への支持を訴えた。 祝日に平壌市内で開かれた労働者集会でも、全く同じ内容の演説が繰り返された。

北朝鮮の官営大衆メディアも率先して、緊張した雰囲気を形成している。緊張感はないが、核は北朝鮮住民の日常に大きな影響を及ぼす懸案だ。 だが住民らは北朝鮮核施設についてあまり知らない。 先日まで、平壌住民らは北朝鮮に原子力発電所があることさえ知らなかった。 住民らは「うわさは聞いたが、正確にはよく知らない」という感じだった。 しかしいまは状況が変わっている。 誰もが原子力発電所の存在を知るようになった。 しかし核施設がどこに、どれほどあるかは、いまも把握していない。

整理=モスクワ、ユ・チョルジョン特
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