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にあんちゃん

投稿者: borninjapan04 投稿日時: 2004/02/15 14:10 投稿番号: [106912 / 232612]
この映画を覚えている人は、このトピでは多分いないでしょうね。

1959年に製作された、在日韓国人の少女の作文を元にして作られた映画です。

昨日、ケーブルテレビの番組表で偶然発見し、懐かしさの余り、見ようと思いました。ただ、自分の幼い頃の事であり、私が覚えているのは、酷い貧しい生活の中で4人兄弟がたくましく生きると言ったもの。断片的にしか覚えていなかったのです。

始まってすぐに、葬式の場面でおばあさんが「アイゴー、アイゴー」と言うのに驚きました。今でこそアイゴーがどこの国の言葉であるのかわかりますが、当時はこの映画が在日韓国人の生活を描いていたと言う記憶が無いのです。もしかしたら学校で上映されたのでしょうか?貧しくてもたくましく生きる、そんな物語、
半島の対しての知識が増えた今見るとまた違った感想を持つものです。
掘っ立て小屋のような家に住んでいる半島の人たち、差別はあっても、助けてくれる心優しい日本人たちも少なからずいた時代だったようです。この頃の炭鉱の人たちの生活は半島の人たちじゃなくても貧しかったし、日本全体も貧しかった時代だったのでしょう。もし、ものすごい差別があったなら、当時幼かった私の記憶に、この映画の記憶があるなら、半島の人たちの物語だと言う記憶が無いのはなぜでしょう。それほどの差別意識など無かったのではなかったのでしょう。
最後は二番目のあんちゃん「にあんちゃん」が、「いつか大きくなって、お金をためてここから出て行こう」と言います。素直に感動して見ていました。

ところが、映画が終わったら「この映画の中で不適切な表現が使われ云々」の画面表示、何が不適切だったのでしょう。

この映画のせりふの中で「朝鮮人なんか」とか、「朝鮮人は差別されてるのだからいつも一番最初に首を切られるんだ」などがありましたが、この部分なのでしょうか?
当時の事は覚えていませんが、まだこんな気遣いは無かったと思います。

映画一つとってもいちいち気を使いながらの上映、彼らは圧力団体となり強くなったんだと感じました。

せっかくのいい映画が興ざめでした。
確かにあの時代、差別されていただろう、だけど、それにもめげず頑張っている人たちに当時も今も素直に拍手をおくったのです。

何十年もたった今、当時の弱者は立派な圧力団体になったと言うことです。

この映画は21(土)にも放映されます。当時の半島から渡ってきた人たちの生活を知る上で参考になるかもしれません。

時間がある方は見て下さい。
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