小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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今回の平壌での交渉は

投稿者: remember140917 投稿日時: 2004/02/12 00:07 投稿番号: [106195 / 232612]
  今回の平壌での交渉については、私は、北朝鮮側が、6カ国協議で日本に拉致問題を提起させないためのものである可能性が、極めて高いものと考えている。

  北朝鮮としては、あらかじめ拉致問題について6カ国協議の場以外での解決の可能性を臭わせることによって、日本が6カ国協議で問題提起をやりにくくするとともに、仮に提起しようとしても別の場で協議していることを理由に問題提起に強硬に反対し、中国及び韓国もそれに同調するのではないかと考えられる。
  北朝鮮は、問題を核開発の一点に絞り、アメリカから何とか譲歩を引き出して、経済援助をせしめようと考えているのではないだろうか。

  その意味で、藪中局長が北朝鮮シンパの田中均と同行しているのは、北朝鮮の指名であることが事実なら、その思惑をあらわにしていると思える。
  上司と同席した交渉で、相手方から誠意があるように見せかけた内容を提示され、しかも上司がそれに大いに同意すれば、部下としては上司の意向に逆らってまで、6カ国協議の場で拉致問題を提起することができるだろうか。
  田中均は、間違いなく藪中局長に対して、「北朝鮮が軟化してきているこの好機に、拉致問題を6カ国協議の場で提起すれば、北朝鮮を硬化させて解決への糸口が断たれることになるが、それでいいのか?」と脅しをかけるだろう。
  そうした圧力に抗して、果たして6カ国協議の場で充分な主張ができるだろうか。

  今回の平壌での交渉は、こうした理由から私は期待よりはむしろ危惧の念を覚える。
  6カ国協議の場でまず提起して、それから個別交渉に入るべきだったと思われてならない。そうすれば、個別交渉が6カ国協議の一部として扱われ、拉致問題が解決するまでは6カ国協議自体が合意を得ることは、北朝鮮が援助をせしめることはできないであろうからだ。

  私のこの懸念が、杞憂に終わってくれれば良いのだが。
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