小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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具体的>もう1つ

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/01/25 00:08 投稿番号: [103122 / 232612]
私にとって極めて具体的!
物事を理解する上で良いです。
島田洋一の「アメリカ・北朝鮮抗争史」
(文春新書03/3)をお薦めします。

西崎文子教授についえは知らないし、残念ながら興味がない。

もう一つ、島田教授の寄稿を。
ちょっと古いですが(03・9)、新鮮さは失っていない。



【論点】6カ国協議について    島田洋一
アメリカ政府が米朝2国間協議をあくまで拒否する理由は、次のケリー国務次官補の発言に端的に示されている。「多国間アプローチをわれわれが主張する理由は、まさに、北朝鮮が合意事項に違反したとき、どの方面からも利益が提供されなくなるという体制を確保するためである」(3月12日、上院外交委員会)
  つまり、北朝鮮が、核兵器開発の「検証可能で不可逆的な」廃棄に応じない限り、あらゆる方面から締め付けを強めていく、その締め付け作業に、日本や韓国、中国などもしっかり加われ、というのが「多国間」を強調する米側の意図である。
  ブッシュ政権内の強硬派にとっては、そもそも6カ国協議は、派手に失敗すればするほどよいものであった。協議終了後に北朝鮮当局が発した「この会談はわれわれの期待に背く机上の空論にすぎず、百害無益の会談にはいかなる興味も期待も持てなくなった」、「核抑止力を引き続き強化していく以外、他の選択の余地がない」とする談話は、その意味で、願ってもないものだったろう。
  今年2月、ワシントンで、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のマイケル・グリーン・アジア問題部長に会った際、彼は、核・ミサイル・通常兵力・人権という四つの柱すべてにおいて満足のいく進展が得られない限り、北に経済援助をという話にはならない、人権の中には日本人拉致問題も含まれると明言した。
  今回、6カ国協議の場における米側の姿勢は、まさにこの通りのものであった。
  北朝鮮問題で、中国政府にどこまで、明確な戦略があるのか不明だが、北京もノドン・ミサイルの射程内に入っており、ノドンに核弾頭が積まれれば、中国に対する北朝鮮の威嚇力が格段に増すことになる。
  北が崩壊し、南による吸収統一となっても、それが親中・非親米政権であれば、中国にとっては、基本的に構わないはずだ。たとえば、廬武鉉政権下の統一韓国と、核ミサイルで武装した金正日体制が真横に存在する状況のどちらが望ましいかと問われれば、中国政府が取る判断は明らかだろう。
  日本代表団長の藪中外務省局長に聞いたところでは、北の代表はロシアに向かっても「色々批判的なことを言い、ロシュコフ代表はその場では顔に出さなかったが、後で会うと、やはり憤然としていた」とのことであった。北の孤立化は一段と進んだと見てよいだろう。
  アメリカ政府から各国に対し、今後、北朝鮮に対する締め付けを強めよという圧力がますます高まってくるはずだ。
  日本政府は、「対話と圧力」という言葉で、北が核兵器開発を続けるなら圧力を強めていく旨、5月の日米首脳会談でも公約している。公然と核兵器開発、ミサイル開発を進め、拉致被害者やその家族を返そうとしない北朝鮮に対し、当然あらゆる面から締め付けを強化していくべきである。
(毎日新聞   2003年9月8日)

http://mira.bio.fpu.ac.jp/~shimada/articles/2003/onsixnations.html
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