北のイラク派兵(シナリオ)
投稿者: moon_over_moscow2001 投稿日時: 2004/01/21 07:34 投稿番号: [102615 / 232612]
北朝鮮に一方的に都合の良いシナリオを書いてみました。
現状の瀬戸際外交をとる北朝鮮としては、今後、国際社会との
6カ国協議などを初めとした交渉を開催した場合、
全くノーリスクの展開が望めるとは最早、当然認識していないであろう。
しかしなるべくリスクを回避する方法を探している事は確かだ。
そこで、現実的に突きつけられる可能性の高いリスクとは・・・。
1核開発の放棄
2ミサイル開発の放棄
3拉致問題解決
4イラク派兵
【1】と【2】に関しては貧困国北朝鮮においての最有力カードなどで
これらを放棄する事は最も高リスクなので絶対回避したいところだ。
【3】に関しては、安全保障面においては掌握していてもメリットが
少ないカードではあるが、9/17以降の日本世論などを考慮すると、
拉致被害者達返還後の人権問題が露呈する事による補償問題を
初めとしたデメリットや、国家機密に関する情報を握っている日本人を
返還する事からくるリスクを考慮するとやはり回避したい問題であろう。
そこで【4】が浮上してくるわけだが、北朝鮮においては軍を派兵し、
仮に数百人の死傷者を出したところで、独裁政党である朝鮮労働党と
しては、何の責任も追及されないという事実と、イラク情勢の悪化により
参加国の撤退、或いはテロ勢力が急増した場合、選挙を控え
イラク問題においての失敗は致命傷になるブッシュ政権においては
最早、人的貢献は背に腹は代えられない状況に追い込まれ、北朝鮮の
派兵協力自体が高く売れる。つまりアメリカ次第では、最も低リスクな
選択肢となりうる可能性がある。
しかしながら【4】を選択する場合の問題点として、
1敵国としての日米韓と行動を共にする事への国内・党内向けのメンツの保持
2イラク派兵による国内の軍備弱体化
3イラク派兵による亡命兵の懸念
【1】においてはメディア戦略
★朝鮮中央テレビ
偉大なる金正日将軍様は、全ての加盟国にイラク復興支援を呼びかける
国連に対して、惨状になったイラクの平和と安定を願い、敵国である
米帝や日帝の存在も認めた上で、心の広い派遣決定をしました。
みたいな、あくまでも国連の要求である事と、金正日の器の大きさを
誇張する様なメディアコントロールによりメンツを保つ。
【2】に関しては、西側の日本と韓国が、アメリカに協力している
北朝鮮に対して、侵攻する可能性が低い事と、偶然派遣していない
近隣諸国は東側の中国・ロシアなので懸念は無い。
【3】に関しては、派遣が決定した兵士及びその親族を特別待遇
で扱い、表向きには、帰国後のより豊かな生活を保障する態度を示す。
また、当然、亡命を抑止するために、派遣中は親族を実質的に人質
とっている様なモノである。
もしもこの様な状況において、北朝鮮軍に数十名の犠牲者が出た場合
最も勇敢な兵士達という賛美と共に、北朝鮮の国際社会への認識が
変わる恐れがあるだろう。
これは メッセージ 102600 (sadatajp さん)への返信です.
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