小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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「経済制裁は宣戦布告とみなす」の意味

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/01/15 01:08 投稿番号: [100935 / 232612]
「経済制裁は宣戦布告とみなす」という言葉、
少なくとも10年以上前から北朝鮮が使っている言葉、
ところがこれは全く表面的な脅かしで、
ほほどんと意味がないらしい。
なにか拍子抜けするような。
「強硬には超強硬」なんていうのも全くの嘘というか。


以下、重村智計「北朝鮮の外交戦略」から

(94年のこと)カーター元大統領が北朝鮮を訪問した当時は、核査察問題をめぐり事態は緊張していた。アメリカは、核査察を受け入れなければ国連で制裁決議を採択し、制裁措置にでると明らかにしていた。これに対し、北朝鮮は「制裁は宣戦布告とみなす」と反発していた。
この当時私はワシントン特派員を終えて帰国する直前であった。北朝鮮の国連代表部の外交官呼び出し、率直に聞いてみた。
「北朝鮮は、アメリカと本当に戦争をするつもりか」
北朝鮮の外交官は、この質問を受けると微笑みながら答えた。
「わが国の立場よく考えてください。宣戦布告と『みなす』とは言いましたが、戦争をするとは言っていません。南やアメリカと戦争をして勝てるとは、誰も考えていません。南とアメリカの武器の性能がいいことは、誰でも知っています。戦争はできません。」
こう言われて、私も気がついたことがあった。北朝鮮の外交官は、私と話をするときによく「どこまで行ったら、アメリカは怒り出すのか」と聞いていたからだ。この質問には、「アメリカを怒らせないギリギリの線で、妥協する」との意向が含まれていたのだった。
だが、北朝鮮としては最初から「戦争をしない」と言ってしまったのでは、交渉にもならない。あたかも、戦争を覚悟しているような姿勢を見せながら、ギリギリの局面になったら妥協し戦争を避ける作戦に出るしかないのである。現実には戦争の瀬戸際にはなかったからこそ、「瀬戸際外交」を展開できたのである。
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