朝日新聞夕刊 1978年11月30日
投稿者: kitachousendeikirai 投稿日時: 2004/12/31 10:16 投稿番号: [9399 / 52541]
'78初冬・北朝鮮:4
安定
衣食住には心配なし
資本主義国の市民生活と社会主義国のそれを比較するのは大変むずかしい。
先進資本主義国の日本では、豪華できらびやかな消費物資がまことに豊富だが
、住宅、子弟の教育費、医療費、といった問題になると、なんとも心細い。老
後の保障も心配のタネだ。社会主義国の生活は、さしずめこれを裏返したよう
なものだ、と考えればいいだろう。
この国では、まず税金制度がない。教育と医療はすべて無料だ。水道、電気
、暖房代を含む住宅使用料はほとんどタダに等しい。主食の米も安い。定年は
男六十歳、女五十五歳だが、定年後は退職時の賃金の六〇%にあたる年金が出
る。その代わりテレビ(もちろん白黒)はよく普及しているものの、カメラ、腕
時計、電気洗たく機、冷蔵庫といったものはまだ大衆消費物資とはいえず、い
わば貴重品だ。一般でマイカーを持っている人などはいない。
だから、消費物資の量と質で先進資本主義国にとても及ばないが、衣食住の
問題が基本的に解決され、社会保障が行き届いているから、生活に落ち着きと
安定が感じられる。
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.
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