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今日の天声人語・・・これってコラム?

投稿者: nishibox 投稿日時: 2004/08/22 09:17 投稿番号: [6175 / 52541]
08月22日付

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■《天声人語》



  青い水面が小さく揺れている。さざ波も立っているようだ。青天井の、アテネ五輪のプールである。映像を通してだが、さざ波は、エーゲ海を吹き渡る風の描く文様とも見える。記録への影響はあるのかも知れないが、屋内には無い、野趣が感じられる。

  その五輪プールに突然、大きな風が吹き起こった。自由形では、日本競泳女子史上で初めてになる金メダルを、22歳の柴田亜衣選手が獲得した。

  自由形があるということは、他の競泳の泳ぎの方には、不自由、つまりは制約があるのだろう。どんな形で泳いでもよいという、一番開けっぴろげな種目で、世界の一番になったことに驚かされた。   「あわてず   あせらず   あきらめず」。この、頭韻を踏んだような「呪文」を繰り返し念じながら泳いだという。800メートルの距離を8分余で行くということは、1分で100メートルだから、歩行ならば、早足ぐらいか。「呪文」は、そのぐらいのテンポと、よく合いそうだ。

  「誰にせよ、望み焦れていながらも、/もうあきらめかけていた   そのものが、/自分のものとなるときは、/心もしびれる   それはよろこび。/されば私にとっても同じこと、/黄金にもまさる   これはよろこび」(『世界名詩集大成』平凡社)。古代の愛の歌だが、ここでは、あきらめることなく、黄金にも勝る喜びを手にした亜衣さんを讃(たた)える一節としたい。

  開幕以来、熱戦が続いていた青天井のプールから、青空の下のスタジアムへ。陸上競技が本格的に始まり、アテネ・里帰り五輪は、その盛りを迎えた。




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世間をピリッと批評する言葉が何一つ無い。
夏休みの宿題としてやっと書き上げた感想文としては立派であろう。
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