いい人を亡くしてしまった
投稿者: kazuyaaizawa 投稿日時: 2004/06/16 06:47 投稿番号: [4936 / 52541]
「戦争主義と平和主義」
【朝日新聞がようやく北朝鮮の実情について書きはじめました。十年遅いのですが、まあ、書かないよりもマシでしょう。】
でも、古いサンケイ新聞を読んでいるようでなんだかヘンな気分にさせられます。
アメリカは依然としてイラク攻撃をあきらめていません。本当は核兵器をつくろうとしている北朝鮮の方がヤバイのですが。
北朝鮮の強制収容所で、九歳から十八歳まですごした「脱北者」が韓国で証言をしています。北朝鮮北部の耀徳収容所には約三万八千人の政治犯が収容されていた。そのうち日本人妻は十四人。無事に出たのはたったの三人だそうです。
カンボジアのポルポト政権下に取り残された日本人妻は七人。無事に生きて帰れたのは二人。この二つの国の状況は、基本的にオウムのサティアンと同じだと考えて下さい。
ポルポト政権のなかでかろうじて生き残った内藤泰子さんという女性が、日本で手記を出しています。そのなかに今の日本人では、想像もつかない思いがつづられています。カンボジアとタイの国境の寒村でかつかつ生きていた内藤さん。ある日、遠くから聞こえてくる砲声を耳にします。その砲声は一日、一日、自分の村に近づいてきます。内藤さんはその砲声におびえますと書いたら、今の日本人は誰でも納得するでしょう。でも、内藤さんは、
「早く、早く、自分の村まで、砲声がやってこいと」 と書いているのです。
これは今の日本人には納得できない。実は、内藤さんが置かれている状態は「戦争」よりもひどかった。その状況から逃れられるのであれば「戦争」なんか怖くない。むしろ「戦争」によって、ひょっとしたら、自由になれるのではないかと考えたのです。
内藤さんだけでなく、カンボジア国民のかなりの人々がこの「戦争」を歓迎したのです。当時のカンボジア国民にとっては、「希望の戦争」だったのです。
私はアメリカのイラク侵略戦争に反対です。イージス艦派遣などもってのほかだと思っています。そういう意味では、戦争主義ではなく平和主義者です。だが、北朝鮮に対してはどうか。即座に反対する気になれない。その理由は、北朝鮮がテポドンを持っているからとか、核兵器を製造しようとしているからではありません。もっと単純です。あの国の人々が、今も日々、殺されているからです。つまり、平和主義がいう「人権」が、極端に踏みにじられているからです。
平和主義である私ですが、北朝鮮に対しては「闘うべき」だと、考えがかわるのです。だから日本の平和主義とはちょっと違うかも知れません。
先週、アメリカ、韓国、日本のNGOによる「北朝鮮難民救出作戦」が大失敗しました。同じ共産国である中国がジャマをしたのです。残念です。
北朝鮮の独裁体制は内部からの力では崩壊しません。
【ポルポトもオウムも外部からの武力で問題を解決しました。残念ながら、世のなかには外部からの力なしには解決できない問題もあるのです。】
平和外交、話し合い路線、太陽政策、結構です。
【だけど、その間にもたくさんの人々が死ぬ。】
韓国映画「シュリ」をつくった監督は、脱北者から北朝鮮の惨状を聞いたのが、あの映画をつくるきっかけだった。ただ話し合うだけで、事実上、人が死ぬ現状を放置している、南と北の政治家に対する怒りの映画だと述べています。もう一度ビデオをみて下さい。
http://www.ubenippo.co.jp/skiji/hashida/bababobo2003/index.htm
【朝日新聞がようやく北朝鮮の実情について書きはじめました。十年遅いのですが、まあ、書かないよりもマシでしょう。】
でも、古いサンケイ新聞を読んでいるようでなんだかヘンな気分にさせられます。
アメリカは依然としてイラク攻撃をあきらめていません。本当は核兵器をつくろうとしている北朝鮮の方がヤバイのですが。
北朝鮮の強制収容所で、九歳から十八歳まですごした「脱北者」が韓国で証言をしています。北朝鮮北部の耀徳収容所には約三万八千人の政治犯が収容されていた。そのうち日本人妻は十四人。無事に出たのはたったの三人だそうです。
カンボジアのポルポト政権下に取り残された日本人妻は七人。無事に生きて帰れたのは二人。この二つの国の状況は、基本的にオウムのサティアンと同じだと考えて下さい。
ポルポト政権のなかでかろうじて生き残った内藤泰子さんという女性が、日本で手記を出しています。そのなかに今の日本人では、想像もつかない思いがつづられています。カンボジアとタイの国境の寒村でかつかつ生きていた内藤さん。ある日、遠くから聞こえてくる砲声を耳にします。その砲声は一日、一日、自分の村に近づいてきます。内藤さんはその砲声におびえますと書いたら、今の日本人は誰でも納得するでしょう。でも、内藤さんは、
「早く、早く、自分の村まで、砲声がやってこいと」 と書いているのです。
これは今の日本人には納得できない。実は、内藤さんが置かれている状態は「戦争」よりもひどかった。その状況から逃れられるのであれば「戦争」なんか怖くない。むしろ「戦争」によって、ひょっとしたら、自由になれるのではないかと考えたのです。
内藤さんだけでなく、カンボジア国民のかなりの人々がこの「戦争」を歓迎したのです。当時のカンボジア国民にとっては、「希望の戦争」だったのです。
私はアメリカのイラク侵略戦争に反対です。イージス艦派遣などもってのほかだと思っています。そういう意味では、戦争主義ではなく平和主義者です。だが、北朝鮮に対してはどうか。即座に反対する気になれない。その理由は、北朝鮮がテポドンを持っているからとか、核兵器を製造しようとしているからではありません。もっと単純です。あの国の人々が、今も日々、殺されているからです。つまり、平和主義がいう「人権」が、極端に踏みにじられているからです。
平和主義である私ですが、北朝鮮に対しては「闘うべき」だと、考えがかわるのです。だから日本の平和主義とはちょっと違うかも知れません。
先週、アメリカ、韓国、日本のNGOによる「北朝鮮難民救出作戦」が大失敗しました。同じ共産国である中国がジャマをしたのです。残念です。
北朝鮮の独裁体制は内部からの力では崩壊しません。
【ポルポトもオウムも外部からの武力で問題を解決しました。残念ながら、世のなかには外部からの力なしには解決できない問題もあるのです。】
平和外交、話し合い路線、太陽政策、結構です。
【だけど、その間にもたくさんの人々が死ぬ。】
韓国映画「シュリ」をつくった監督は、脱北者から北朝鮮の惨状を聞いたのが、あの映画をつくるきっかけだった。ただ話し合うだけで、事実上、人が死ぬ現状を放置している、南と北の政治家に対する怒りの映画だと述べています。もう一度ビデオをみて下さい。
http://www.ubenippo.co.jp/skiji/hashida/bababobo2003/index.htm
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.