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★NHKの詐術を軽快せよ★ 渡部昇一

投稿者: yume_sarasa1211 投稿日時: 2010/12/01 01:20 投稿番号: [47642 / 52541]
★   NHKの詐術を軽快せよ   ★
渡部昇一ニュースレター   平成22年11月27日(土)

  去る10月3日、NHK総合テレビは
「NHKスペシャル   スクープドキュメント」と銘打った番組を放映した。
タイトルは「“核”を求めた日本〜被爆国の知られざる真実〜」。
内容は昭和44(1969)にさかのぼる。
当時は核拡散防止が国際的テーマとなり、条約締結の動きが盛んだった。
この条約が締結され、核不拡散体制が確立すればどういうことになるか。
核保有5か国が特権的地位を与えられ、核を持たない国はその下で永遠に
二流国に甘んじなければならないことになる。それでは自国の「至高の利益が
脅かされる」事態が生まれる、と強く懸念した一外務官僚がいた。

  「至高の利益」とは安全保障のことであり、それが脅かされる、
つまり侵略されることを想定しての表現である。
そして、日本とドイツの間で外交事務レベルの秘密会議が持たれ、
その席で日本はドイツに共同で書くの開発、製造をしようと提案するのだ。
ドイツ側は大変驚き、これを断った。そういう内容である。
核不拡散体制の確立を懸念し、ドイツに核の共同開発、製造を持ちかけた
一外務官僚とは、元外務事務次官の村田良平氏である。
村田氏は今年3月に亡くなられたのだが、その1か月前に取材が行われ、
村田氏は事のいきさつを率直に語った。それを元に番組は構成されたのである。

  日本側の主役が村田氏なら、ドイツ側の主役はエゴン・バール元首相府次官
である。バール氏も画面に登場し、秘密会議があったことを認め、
日本からの打診に驚愕したことを語っている。
画面には、当時のブラント外相に提出された秘密会議報告書も明るみに出る。
徹底した事実の追及はまさにスクープ、報道のNHKの面目躍如、
といったところである。
そして、同じ敗戦国でありながら日本は核の開発、製造を画策し、
表面は核廃絶を主張しながら核を求め、ドイツはこれを拒否して平和に
徹しようとする、何とドイツは立派、それに比べて日本は矛盾だらけの悪玉、
という印象を残して番組は終わる。


  番組で放映された限りの内容に嘘はないし、間違いもない。しかし、である。
重要なことがスッポリ抜け落ちているのだ。その結果は視聴者に誤った印象を
与え、誤った認識に導くことになる。これは決して看過できるものではない。

  それではドイツはいまも非核を守り、核については丸腰なのか、
ということである。ドイツは昭和30(1955)年に北大西洋条約機構(NATO)に
加盟したが、その際、核を開発しないことを西側諸国に約束した。
その約束があるから、日本の打診を断ったのである。

  しかし、ソ連と間近に対峙していたドイツは核の脅威をひしひしと感じていた。
だから、核の製造は断念したが、保有を断念したわけではない。
実際、アデナウアー首相とシュトラウス国防相は核武装方針を唱え、
議会で西独軍の核武装決議をしているのだ。
この決議後の総選挙で、アデナウアーの党は圧勝している。
国民もまたこれを支持したのだ。

つづく
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