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「パウエル発言」の引用されない部分

投稿者: kuecoe 投稿日時: 2004/04/29 13:10 投稿番号: [4381 / 52541]
http://www.sankei.co.jp/news/040428/bun049.htm
自衛隊も「誇り」と称賛

  イラクの武装勢力に日本人が拘束された事件で、人質の自己責任を問う声に「不当な被害者たたきだ」との反撃が活発化している。その有力な論拠の一つが、イラク戦争を主導したパウエル米国務長官でさえ人質を称賛しているとする発言だ。パウエル長官の真意はいったいどこにあったのか。

  これはTBSテレビが4月中旬、パウエル国務長官に単独インタビューした際の発言に基づいている。長官が人質3人の解放を喜び、「イラクの人々のために、危険を冒して、現地入りする市民がいることを日本は誇りに思うべきだ」と語ったと伝えられた。

  この発言部分が、内外のメディアに「自己責任」への反論として引用されている。

  20日付のルモンド紙は、パウエル長官が人質に対して、「危険を冒す人がいなければ社会は進歩しない」と慰めの言葉を贈ったことを紹介している。ニューヨーク・タイムズ紙も、ほぼ同様の部分を引用している(25、26日合併号のヘラルド・トリビューン紙に転載)。

  米国務省が公表しているインタビューの一問一答で確認してみると、確かに「日本人は自ら行動した国民がいることを誇りに思うべきだ」と述べている。


  ところが、パウエル長官は続いて「また、イラクに自衛隊を派遣したことも、誇りに思うべきである」と、実は自衛隊を並列において称賛していた。ルモンド、ニューヨーク・タイムズ、朝日新聞のコラムなどでも、この部分はすっかり省略されている。

  米国では、海外の危険地域で献身的なボランティア活動をした人々に対する尊敬の念が強い。同時に自国の軍に対する敬意と尊敬はそれ以上である。とりわけ、ブッシュ政権の閣僚たちは、自衛隊のイラク派遣に対しては何度も高い評価を繰り返し述べている。

  ところが、日本国内でパウエル発言を引用する人々の多くは、イラク戦争の批判者である。そこで、「米国のパウエル長官ですら、人質たちへの自己責任論をいさめている」と、説得力をもたせようと一部だけを引用している。人質への責任論が出たきっかけが、彼らと家族の「自衛隊撤退要求」だっただけに、長官が自衛隊をも称賛していては都合が悪いのかもしれない。

  もっとも、長官発言を孫引きする人々の多くは、パウエル長官が自衛隊派遣を称賛していることすら知らない。(東京特派員   湯浅博)

(04/28 08:07)

完全に同意ですね。

「説得力をもたせようと一部だけを引用」

「パウエル長官が自衛隊派遣を称賛していることすら知らない。」

うんうん、その通り。
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