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Re: 魔鬼子人物評、及び現代中国評

投稿者: filthymacnasty2 投稿日時: 2008/05/10 01:35 投稿番号: [41234 / 52541]
>>ソ連も、ひょんなことから劇的に崩壊しましたし、「独裁政権」では何が起こるか分かりませんよ
>でもソ連の場合はゴルバチョフという支配者、それも最高権力者が本気で
国や党を改革しようと考えた結果としての稀有な例という気もするのですが

確かに今の中国には、ゴルバチョフのような傑出した「改革家」あるいは「壊し屋」はいませんね
その点、ドラスティックな変革(あるいは体制崩壊)が起こり難いのではないかと思われるのは理解できます
しかし中国の体制は、別な意味で旧ソ連にない脆弱性を内包しています
その一つは、1980年代以降、イデオロギーとしての「共産主義」が「中国共産党」内部でさえ加速度的に崩壊しており、現在ではむしろ資本主義諸国以上の「拝金主義」が蔓延していることです、これは「中国共産党」の存続を脅かす最も深刻な問題点です
もう一つの大きな問題点としては、人口過多な国ゆえに、「黄河の水争い」に代表される「地域対立」あるいは「利権争い」が熾烈なこと、及び「農村戸口」と「城鎮戸口」と呼ばれる二つの異なった戸籍を持つ人々の対立、つまり農民と都市住民の対立、さらに中国は長い歴史の中で統一と分裂を繰り返してきた結果、それ以外にも様々な根深い対立要因を内包しています
そのような諸々の利害の不一致から発生する統一国家としての脆弱性を、「江沢民政権」時代からは、もはや「共産主義」という「イデオロギー」の御旗では繕いきれないことを悟り、過去の「大中華主義」に先祖返りしての「愛国主義」の御旗で糊塗してきたわけですが、いろいろ「歴史捏造」など無理に無理を重ねてきており、その鍍金が剥げ落ちるのは、もはや時間の問題といえるでしょう(既に「チベット問題」などでは、剥げ落ちてきています)
いずれにしても、「中国共産党」の独裁権力を正当化できる条件は、日に日に失われつつあります

>ソ連が崩壊した様も見ているわけですし・・・・。
独裁体制が崩壊して、その支配者が権力の座から降りるのは命に関わりますしねぇ

「中国共産党」幹部は、既に多くの子弟を海外に住まわせており(「国籍」「永住権」などを取得させている)、いつでも海外に逃げられるよう手筈を整えています、もちろん相当な資金も海外にプールしています
世界各国に多数の華僑が居住しており、どこに行ってもチャイナタウンがあることでも分かるように、彼らには歴史的経験があり、そのあたりの算段には怠りはありません
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