「集団自決」事実関係は決着ついている
投稿者: kt19790776 投稿日時: 2007/10/03 07:50 投稿番号: [38730 / 52541]
沖縄への米軍襲来時に、日本軍による「集団自決」に対する「関与」があったかどうかの問題は、「右翼」側が出している「証拠」においても、「あった」ことが根拠づけられている。
それは、私が、このトピのN0.36159〜36167で書き込んでおいた。
すなわち、まず、曽野綾子氏の『集団自決の真実』という本を、「集団自決」に「軍の命令はなかった」と主張したい人々が出版したが、この本は、もともとは、曽野綾子氏が『ある神話の背景』という1970年代に書いたものが元本になっている。この本で、氏は、「集団自決を強制したという或る大尉」が、マスコミでは「鬼のように」言い伝えられていることに疑問を持ち、自身で現地を綿密に取材し、豊富なデータをあさって、流布されている「通説」に反して、その「大尉」の、軍人・人間としての苦悩や、志や、人間味を浮き立たせた。それが、「日本軍の言動」を「正当化」したい一部の人たちの目にとまり、21世紀になり『集団自決の真実』と改名して、「軍命はなかった」証拠資料にしようとされているわけだ。
しかしだ、その本では、曽野綾子氏自身が「私は渡嘉敷の島の人々もまた一〇〇%「自発的な意志」に基づいて死んだなどというつもりはない」と、明記しているのだ。
これは、言い換えれば「軍の関与がなければ集団自決は起きなかった」ということの、曽野氏自身による、せいいっぱいの表現だったといえる。
豊富な資料と綿密な取材に基づいて書かれているというのが売りのこの本を読めば、沖縄での日本軍と人々の関係が戦闘前後から敗戦処理にいたるまで、どうであったかということが、よくわかる。
お手数だが、このトピのN0.36159〜36167も、参照してほしい。
>、「日本軍の強制」を否定する証言の数々が出ている。良くぞ、証言してくれた。頑張ってください
とのことだが、個々人のそれぞれの状況において、「軍の関与」の程度はさまざまで、或る人にとっては「強制はなかった」という程度の状況であったあろうし、また、他の或る人にとっては、「家族で自決するよう手りゅう弾を渡された」であろうし、また、他の或る人は、役場から「軍の命令で自決するよう言い渡された」……。などというように、個々の「証言」では、「有無」さまざまあろう。
だからこそ、曽野綾子氏の本ように、網羅的に書かれたルポルタージュや、行政が、網羅的に聞き取りした証言の数々が、必要で、意味が出てくるのだ。「強制はなかった」と「証言」した人がいたとすれば、「その人」については、とりあえずなかったということで、それをもって他の全体を「否定」できる根拠になるわけではない。
これは メッセージ 38721 (ionwind さん)への返信です.
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