朝日新聞今日の社説・・・国旗・国歌の返答
投稿者: nishibox 投稿日時: 2004/04/13 06:52 投稿番号: [3863 / 52541]
■国旗・国歌――論争が読者に広がった
「比べて読めば面白い」
こんな見出しを掲げた1日の社説で、異なる意見を戦わせることの大切さを訴え、社説を「読み比べ、ご批判や激励を寄せていただければ、なおありがたい」と書いた。それから10日余り。読者にお礼を述べるときが訪れた。
朝日新聞は、東京都立高校などの卒業式をめぐって国旗・国歌の強制に反対する社説(3月18、31日)を書いた。また、この問題を取り上げた読売新聞社説「甲子園では普通のことなのに」(31日)と、産経新聞社説「本質をそらした朝日社説」(3日)への反論もそれぞれ掲げた。それらに対して200通を超える意見をいただいた。一つのテーマについての反響としては異例の多さである。
その大半は3紙の社説を読み比べて寄せられたものだった。筆を執らないまでも、読み比べた読者はさらに多かったに違いない。
ときに見られる揚げ足取りや曲解は論外として、メディアが互いに批判し合うことは言論の自由を基礎とする民主主義社会のために大切だ。さらに大事なのは人びとがさまざまな意見に接し、論じ合うことだろう。社説の論争が読者に広がったのはうれしいことだ。
いただいた意見のほぼ6割は朝日社説を支持し、3割近くが批判する内容だった。朝日を支持する意見は、実際に卒業式を体験した保護者や生徒、教員ら現場からの声が目立った。
双方の一部を、けさのオピニオン面に掲載した。そちらもぜひ目を通していただきたい。
「卒業式で日の丸を掲げるな」「君が代を歌うな」と朝日が言ったことはない。戦争の記憶や、思想・信条・宗教などの理由で国旗・国歌に複雑な思いを抱く人びとがいる。先生だからといって処分の脅しをかけて起立や斉唱を強制するのは行き過ぎだと主張してきたのだ。
朝日に批判的な意見が少なからずよりどころにしたのは、「公」をめぐる考え方だ。公立学校の卒業式という公的な場で、公務員である教員は、公式の通達や職務命令に従うべきではないか、といった意見である。たしかにそういう面はあるだろう。
しかし、通達や校長の命令のすべてが「公」であり、教員は無条件に従わなければならないものだろうか。
東京都教育委員会は「国旗は舞台壇上の正面に」「式次第に国歌斉唱と記載する」など12項目にもわたり事細かく指示した。国旗・国歌法が成立したとき、当時の首相や官房長官は「命令や強制はしない」と述べていた。そんな経緯などお構いなしの統制が、教員の反発を広げたのではなかろうか。
47都道府県の中でなぜ東京だけが大量処分者を出したのか、考えるべきだ。
ともあれ意見を交わし合ううちに、おのずと論点も深まる。そんな期待をもって、これからも朝日新聞の考えをはっきりと打ち出していきたい。
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読者に助けを求めてどうすんの?
「比べて読めば面白い」
こんな見出しを掲げた1日の社説で、異なる意見を戦わせることの大切さを訴え、社説を「読み比べ、ご批判や激励を寄せていただければ、なおありがたい」と書いた。それから10日余り。読者にお礼を述べるときが訪れた。
朝日新聞は、東京都立高校などの卒業式をめぐって国旗・国歌の強制に反対する社説(3月18、31日)を書いた。また、この問題を取り上げた読売新聞社説「甲子園では普通のことなのに」(31日)と、産経新聞社説「本質をそらした朝日社説」(3日)への反論もそれぞれ掲げた。それらに対して200通を超える意見をいただいた。一つのテーマについての反響としては異例の多さである。
その大半は3紙の社説を読み比べて寄せられたものだった。筆を執らないまでも、読み比べた読者はさらに多かったに違いない。
ときに見られる揚げ足取りや曲解は論外として、メディアが互いに批判し合うことは言論の自由を基礎とする民主主義社会のために大切だ。さらに大事なのは人びとがさまざまな意見に接し、論じ合うことだろう。社説の論争が読者に広がったのはうれしいことだ。
いただいた意見のほぼ6割は朝日社説を支持し、3割近くが批判する内容だった。朝日を支持する意見は、実際に卒業式を体験した保護者や生徒、教員ら現場からの声が目立った。
双方の一部を、けさのオピニオン面に掲載した。そちらもぜひ目を通していただきたい。
「卒業式で日の丸を掲げるな」「君が代を歌うな」と朝日が言ったことはない。戦争の記憶や、思想・信条・宗教などの理由で国旗・国歌に複雑な思いを抱く人びとがいる。先生だからといって処分の脅しをかけて起立や斉唱を強制するのは行き過ぎだと主張してきたのだ。
朝日に批判的な意見が少なからずよりどころにしたのは、「公」をめぐる考え方だ。公立学校の卒業式という公的な場で、公務員である教員は、公式の通達や職務命令に従うべきではないか、といった意見である。たしかにそういう面はあるだろう。
しかし、通達や校長の命令のすべてが「公」であり、教員は無条件に従わなければならないものだろうか。
東京都教育委員会は「国旗は舞台壇上の正面に」「式次第に国歌斉唱と記載する」など12項目にもわたり事細かく指示した。国旗・国歌法が成立したとき、当時の首相や官房長官は「命令や強制はしない」と述べていた。そんな経緯などお構いなしの統制が、教員の反発を広げたのではなかろうか。
47都道府県の中でなぜ東京だけが大量処分者を出したのか、考えるべきだ。
ともあれ意見を交わし合ううちに、おのずと論点も深まる。そんな期待をもって、これからも朝日新聞の考えをはっきりと打ち出していきたい。
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読者に助けを求めてどうすんの?
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.