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安倍クン,

投稿者: kt19790776 投稿日時: 2007/07/06 08:12 投稿番号: [36504 / 52541]
社会保険庁は4日、国民年金の納付記録を記した被保険者名簿の市町村での保管状況を、総務省の「年金記録問題検証委員会」の第3回会合で報告した。1725市町村で名簿が残っていたが、139市町村では廃棄されていた。社保庁のコンピューターの記録の元となった名簿がなければ、正しい記録を確認する手段がなくなる恐れがある。該当者不明の年金記録約5000万件のうち、国民年金分は約1130万件となっている。7月5日読売)

年金記録紛失問題で、マイクロフィルム化されている年金記録の中に、内容の判別が困難な状態のものが含まれていることが15日、分かった。社会保険庁はこうした場合は手書き台帳で確認すると説明しているが、1754万件分の手書き台帳がすでに廃棄されており、ここに含まれていた分については確認できないことになる。「マイクロフィルムは手書き台帳の原本の代わり」としてきた政府の前提が崩れた形で、不明年金の全件特定ができなくなる可能性が出てきた。(6月16日産経)
---- ここまで ---- -

要約すると以下のとおり。

1)宙に浮いた年金記録5000万件のうち、1130万件の国民年金の中には市町村で廃棄された記録がある。記録が無ければ最終的な確認はできない。(悪い悪い、捨てちまった)

2)宙に浮いた年金記録5000万件のうち、1754万件の手書き台帳が廃棄されておりその台帳を記録したマイクロフィルムに「判読不能」なものがある。(ゲ、読めねぇ)

安倍首相は来年3月までに照合を「やります!」と約束するが、真実は「一部捨てちまいました」「マイクロフィルムも読めません」という状況。マイクロフィルムが読めなければ、台帳を見るが、その台帳はそもそもマイクロフイルムの保存性を根拠に「廃棄されて」いるから、読めなければ理論上アウトだ。一巻の終わりともいうな。

納付記録は、納付書⇒台帳⇒マイクロフィルム⇒コンピュータ、という順序で保管されるので、台帳が無くなれば基本的な証拠性は低くくなる。(一部COMという保管形式もあるが、これは基本的にコンピュータである。)これらはファィリングというジャンルになるが、役務が長期に及ぶ年金保険分野では、そもそも元台帳を廃棄すること自体、事務過誤であったと結論する。コンピュータは入力が正しくないと、結果は正しくない。

かつて日本軍大本営は、戦局が悪化するにつれ、国内向けには大本営発表を繰り返していた。しかし空襲が激しくなるにつれ、国民はおかしいと感じるようになったのである。それでも大本営は「本当の戦局」を放送しなかった。今回の安倍政権の年金対策や参議院選挙CM・ポスターのどれもが大本営発表であることは国民の目には明らかであり、ひたすら空しい響きがこだまする。

今回の政府対応策は「馬」を「鹿」というようなものである。だが「馬」は「馬」であり「鹿」にはなれない。そこで第三者「鹿」認定委員会ができるという。そうじゃなく、重要なことは基礎となる上記ファィリング工程の「台帳」を整理しそこを確定させることなのである。そうすれば後工程は必ず「鹿」になる。

つまり正しくない「馬」を走らせても、第三者委員会を設置しても、結局は同じ所に戻ってきて、「本当はどうなの?」ということになる。ならば最初から「本当はどうなの?」をやらねば、首相がいう最後の1人まで救済するという約束は果たせない。いわく第三者委員会とは「馬」を「鹿」と判定する機関ということになる。あれれ。(@@)v
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