制度の問題を「現場の問題」に矮小化
投稿者: kt19790776 投稿日時: 2007/06/17 08:38 投稿番号: [36061 / 52541]
一見、冷静に分析しているようなポーズで、一連の「年金」にまつわる政府自民党の惨状を「現場の問題」に矮小化しようとするところを見ると、おヌシも、相当のワルよのー。
「基本的には一つずつ問題を潰せば済むこと」という書き込みの根底には、「問題」を「現場での入力ミスや怠慢」に持ち込もうという、制度・システム・政官業癒着の構造の問題から目をそらそう、という意図が垣間見られる。
制度の問題は「申請主義」で、私が説明しなくても、NO.36004にある、以下のような体験談が、事態の深刻さを物語っている。
>(前略)社会保険事務所を訪ねると、事務所から資料は出せない。見せられないと言われ、
自分で職歴を書いて持って来るように!
そう言われた。
60才の人間が、多少記憶力に自信があっても、35年前、さまざま転職している私は友人に尋ね、照らし合わせ漸く1っしゅうかんほどで纏めて持っていった、その際努めた記憶はあるが,会社名を思い出せないのが2,3あると思ったが、
言われるままこれは自己責任で仕方ないかと諦めながら、なお社会保険事務所に記録はないのか?
と執拗に尋ねたが、内部資料は見せられない。そう言って断られた(後略)
申請主義でなく、社保庁(なり社会保険事務所)が、国民に対して「あなたは、保険料を○○期間収めたから、○○円年金をもらえます」と報告するように、情報開示主義でやっていたら、「現場」を性悪説で見ようが、性善説で見ようが、開示された情報が国民一人一人の手に渡った段階で、ミスや怠慢は、もう何十年前の制度運用の初期から、示された情報を頼りに国民によって指摘されていただろう。こうしてきていれば、「労働組合」が仕事をサボっていても指弾されていただろう。
ナショナルがやったように、民間では、製品に欠陥があるとクレームがきて、ミスがあったと分かれば、自らミスを認めて、製品型番を自ら開示して国民に無償で回収を呼びかける。国民はそれを見て、聞いて、自分のうちにある製品をチェックできる。
このようなことは、「社会保険事務所に記録はないのか?
と執拗に尋ねたが、内部資料は見せられない」という今の政府の制度・システムとは、根本が違うのである。
今回の「年金問題」には、自民党・政府の戦後の施策の「悪弊」の数々が凝縮されて噴出しているのである。これを改めるには、小手先で「一つずつ問題を潰せば済む」ようなことではなく、政府を「大掃除」(政権交代・霞ヶ関改革=政官業の癒着の解体)が必要なのである。
これは メッセージ 36048 (xyzhaya2gou さん)への返信です.
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