★★★朝日新聞を検証しよう!★★★

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

憲法改正理由は疑問

投稿者: kt19790776 投稿日時: 2007/05/09 23:35 投稿番号: [35350 / 52541]
  以下、「オリーブ」ニュースからの引用です。

>「憲法改正理由は疑問」


  5月6日、NHKのETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」という番組を見た。2月に放送されたものの再放送だった。ほかにも、同じ内容をNHK特集としてつくり直し「日本国憲法誕生」として放送(4月29日)したらしい。再放送を含めると同じような番組が4、5回流れたことになる。

  私が見たETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」は一言で言うなら、アメリカ占領軍GHQから押し付けられたとされる日本国憲法は、その中身の重要な柱となる国民主権や平和主義などが、民間の研究者らの考えを取り入れてつくられたものだったこと、しかも、彼らが打ち出した国民主権の考えは、遠く明治の自由民権運動の思想を引き継いだものだったことなどを明らかにしている。

  民間の研究者は鈴木安蔵をはじめ学者やジャーナリストなど7人で、戦時中、言論弾圧にあって投獄されたり、自由を剥奪されたりした経歴があった。彼らは、焼け跡のなかから立ち上がり、「憲法研究会」をつくり、天皇の権限をなくすべく新しい憲法の草案づくりに奔走した。

  この中で、憲法研究者鈴木安蔵は明治憲法までさかのぼって研究するうち、自由民権運動の植木枝盛の手による「日本憲法」にいたる。鈴木はそこに「主権は国民に属す」という規定を発見。「国民主権」はこうして「憲法研究会」の憲法草案に生かされることになる。研究会がまとめた草案はこのほか、平和主義、国際協調、自由、平等の規定もあったという。

  憲法の改正を急いでいたGHQは日本政府に対しても憲法改正に取り組むよう指示する。これを受けて政府は「憲法問題調査委員会」をつくって見当をはじめるが、政府の考えは天皇の権威を維持することであり、GHQに受け入れられるものではなかった。こうしたときに「憲法研究会」の草案がGHQの目にとまり、仔細に検討したところ、「国民主権」をはじめとして、きわめて自由主義的、民主的だと高く評価された。GHQの草案起草者は「これでマッカーサーが納得できる憲法がつくれる」と喜んだという。

  「憲法研究会」の草案を生かして、夜を徹してつくられたGHQ草案は、日本政府に提案され、国会の審議にかけられて成立することになる。その審議の過程で「憲法研究会」のメンバーだった森戸辰男(第一回の選挙で衆議院議員になる。のち広島大学長)は、憲法に生存権を加えることを提案、承認されて生存権は新憲法の25条「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」となる。

  以上のことでわかるのは、日本の憲法はGHQから押し付けられた憲法だとされているが、実態は決してそうではなく、日本人がつくったものだということがわかる。しかも、根本には、明治に生まれた歴史ある考も受け継がれている。また、国会の審議によって生存権が加えられ、さらに義務教育の規定は国民の請願で入れられたという。立派に国民が参加してつくっているのである。

  少なくとも、占領下でGHQが有無を言わさず強権的につくったものではない。テレビ番組はそのことを丁寧に解き明かしてくれる。

  もう、ここまで言えば、何をかいわんや、安倍首相らが憲法改正の理由にしている「GHQに押し付けられた憲法は嫌だ」は大きく見直されなければならない。もともと「押付け憲法論」は必ずしも押付けではないという意見があって、論理としては破綻しかけていた。

  今回のETV特集によって「押し付け憲法論」はほぼ根拠をなくしたも同然であり、安倍首相の言う理由はもう理由にならない。

  で、最後に、安倍首相に疑問をぶつける形になったのが、NHKのETV特集だというのは面白い。かってETV特集は従軍慰安婦問題を取り上げた番組で、安倍首相に「番組は公平中立を守れ」と言われて、放送前に番組改変をする政治介入問題が起きたが、今度は、番組が安倍首相の改憲理由に疑問符を投げかけることになった。安倍首相にとっては、おおきな痛手となるだろう。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)