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日本、半島を粉砕し圧勝!世界一への栄養剤

投稿者: ahoahokyozin 投稿日時: 2006/04/02 00:51 投稿番号: [27262 / 52541]
  王JAPAN王手!世界一へ21日キューバ戦   WBC準決勝

  「王ジャパン」が悲願の世界一に、ついに王手。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝で、日本は宿敵・韓国と3度目の対決。7回、スタメン落ちしていた福留が代打で先制2ランを放つと、一気の猛攻で試合をワンサイドにした。予選リーグで2度負けた韓国に果たした見事なリベンジ。決勝戦は20日(日本時間21日)、相手はキューバに決まった。王監督の歓喜の胴上げまで、あと1勝だ。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
日本 0 0 0 0 0 0 5 1 0 6
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
[勝]上原2勝
[負]全炳斗1敗
[本]福留2号2ラン(金炳賢・7回)、多村3号(ペ英洙・8回)

  日の丸の誇りを乗せた打球が、右翼席へ消えた。三塁ベンチを飛び出した王監督が、両手を突き上げた。「のどから手が出るほど、欲しかった打のヒーローが出た。あの2ランでたまっていたものが爆発して、流れが一気にきた。そのあとは面白いようにつながった」韓国へリベンジを果たし、世界一へ王手をかける炎の5点の始まりだった。

  7回1死二塁。韓国ベンチが、中継ぎエースの金炳賢を送り出すと、迷わず動いた。「チャンスがあればと思っていました。ちょうどピッチャーが代わって、サイドから放るピッチャーになったので、あそこはもう福留くんしかないと思って、打席に送りました」プレーボール前から、描いていた必殺のシナリオだった。

  この試合、練習試合を含めて初めてイチローを3番に据え、1番に青木を抜てきした。つながらない打線の大幅組み替え。「いい意味で気分転換になったんじゃないか」と、6試合で19打数2安打の不振にあえぐ福留を目覚めさせる意味合いもあった。試合前の打撃練習でも復調の気配を見抜いており、あとは気持ちの問題。サイド右腕に対する、ここ一番の代打で送り出すことを決めておいた。

  「自信を持って打席に行けと言われました。あの場面は気持ちだけ。気持ちで打ったという感じです」迷えるスラッガーが、3球目のストレートを捕らえた放物線は、右越えの先制2ラン。待望の先制点に、ベンチがお祭り騒ぎになると、もう止まらない。なおも1死二塁、里崎が左越えの適時二塁打を放つと、2死三塁、代打・宮本の左前適時打で4点目。とどめは2死一、三塁、イチローが鮮やかに左前に適時打を運び、この回打者一巡、6長短打で5点を奪った。

  「決勝に出るというより、2度負けている韓国に勝ちたかった。打順の変更はあったけど、選手たちの気持ちが流れを作ってくれた」と指揮官が振り返る。アジア最強、いや世界一を目標に戦ってきたチームにとって、韓国に3連敗は絶対に許されないこと。球場入り前のチーム宿舎と、練習開始前のベンチ裏の2度、王監督はナインにゲキを飛ばした。

  その思いにチーム最年長コンビも敏感に反応。「若手が何かを感じてくれればと」と宮本が試合前の打撃投手を務めると、谷繁は、2試合ともビッグプレーに泣かされた右翼に清めの塩をまいた。チーム一丸となって、つかみ取った大きな白星。歓喜のゲームセットの後、いつもはベンチ前で出迎える王監督が、三塁のファウルラインまで足を延ばして、30人の選手全員をハイタッチで出迎えた。

  一度は絶望のふちに追い込まれながら、ついに、ここまでたどりついた。実は、17日の練習後のミーティングで、韓国のビデオより、先にチェックしたのが、決勝で当たるキューバとドミニカ共和国のものだった。「1試合ごとに手応えを感じている。最後の試合。自信を持ってキューバにぶつかっていきたい」決戦は、現地20日の午後6時(日本時間21日午前11時)。ミラクルJAPANが、世界の頂点に立つときがやってきた。(島尾   浩一郎)
(スポーツ報知) - 3月20日11時10分更新
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