07月27日付 社説
投稿者: orewatetsu 投稿日時: 2003/07/28 15:25 投稿番号: [2008 / 52541]
めずらしく、「これらが結局、実を結ばなかった責任の大半は北朝鮮にある。」社説で北朝鮮避難ですね。
しかしこのごにおよんでも、絶対に金正日政権の崩壊はのぞまない朝日新聞でした。
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■休戦50年――長い視野で隣国を見る
北緯38度線に沿うように、朝鮮半島の真ん中を東西に走る250キロの線を国境とは呼ばない。軍事境界線だ。
南の大韓民国も、北の朝鮮民主主義人民共和国も、半島全体が自国の領土だとうたう。独立国家として国連に加盟しながら、お互いは国と国の関係ではないという。こんな奇妙な関係ができて半世紀になる。
その起点が、50年前のきょう結ばれた朝鮮戦争の休戦協定である。
この大戦争は、日本の植民地から脱して間もない半島を焦土とし、400万人の犠牲者を出してひとまず終わった。以来、平和でも戦争でもない、世界史上最長と言われる休戦状態が続いてきた。
この間、東西冷戦下で同じような分断国家だったベトナムは武力で、中東のイエメンは平和的に統合を果たした。ドイツは西が東をのみ込み、冷戦自体を終わらせた。冷戦の主役だった米国とロシア、朝鮮戦争を戦った米国と中国の関係も激変した。
朝鮮半島をいつまでも「冷戦の残滓(ざんし)」にしておいていいはずはない。不安定な休戦体制の下で核やミサイル開発を続ける北朝鮮の政策を転換させ、地域の安定と平和を保障するような構図をどう描くか。改めて関係諸国の知恵と胆力が問われる。
休戦から平和へ一歩を進めようという試みは、過去にも数多くあった。
冷戦後の韓国対ソ連・中国、北朝鮮対米国・日本の間のクロス承認論。平和共存をうたった91年の南北基本合意書。北朝鮮の核開発が契機だったとはいえ、将来の国交正常化にも触れた94年の枠組み合意は、米朝関係に新局面を開くと期待された。そして、3年前の南北首脳会談の実現。
これらが結局、実を結ばなかった責任の大半は北朝鮮にある。
いま、北朝鮮を取り巻く環境は大きく変わり続けている。中朝関係はかつてのような「血で固めた同盟」ではない。ロシアも北朝鮮との同盟を単なる友好善隣関係へと格下げした。北朝鮮の核開発はもちろん、その孤立主義や瀬戸際外交に理解を示す国はどこにもなくなった。
このことが、核問題を多国間で打開しようという流れの土壌となっている。米国に自制を促しながら、中国、ロシア、韓国、日本がそれぞれ問題の解決に役割を果たす「分業」も可能になりつつある。
この春、韓国の老学者が自分が生まれ育った北朝鮮の地を半世紀ぶりに訪れた。夜は真っ暗な平壌、街行く人の表情の乏しさ、草や木もない荒れ果てた山々。信じたくない現実があった。韓国に戻っても、衝撃からしばらく立ち直れなかったという。そんなに疲弊した国が、いつまでこのままでいられるだろうか。
核、ミサイルや拉致の解決は急を要する。同時に10年、20年先の朝鮮半島の望ましい姿を描くことも大事だ。この二つがあいまってこそ、本当の終戦は早まる。
しかしこのごにおよんでも、絶対に金正日政権の崩壊はのぞまない朝日新聞でした。
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■休戦50年――長い視野で隣国を見る
北緯38度線に沿うように、朝鮮半島の真ん中を東西に走る250キロの線を国境とは呼ばない。軍事境界線だ。
南の大韓民国も、北の朝鮮民主主義人民共和国も、半島全体が自国の領土だとうたう。独立国家として国連に加盟しながら、お互いは国と国の関係ではないという。こんな奇妙な関係ができて半世紀になる。
その起点が、50年前のきょう結ばれた朝鮮戦争の休戦協定である。
この大戦争は、日本の植民地から脱して間もない半島を焦土とし、400万人の犠牲者を出してひとまず終わった。以来、平和でも戦争でもない、世界史上最長と言われる休戦状態が続いてきた。
この間、東西冷戦下で同じような分断国家だったベトナムは武力で、中東のイエメンは平和的に統合を果たした。ドイツは西が東をのみ込み、冷戦自体を終わらせた。冷戦の主役だった米国とロシア、朝鮮戦争を戦った米国と中国の関係も激変した。
朝鮮半島をいつまでも「冷戦の残滓(ざんし)」にしておいていいはずはない。不安定な休戦体制の下で核やミサイル開発を続ける北朝鮮の政策を転換させ、地域の安定と平和を保障するような構図をどう描くか。改めて関係諸国の知恵と胆力が問われる。
休戦から平和へ一歩を進めようという試みは、過去にも数多くあった。
冷戦後の韓国対ソ連・中国、北朝鮮対米国・日本の間のクロス承認論。平和共存をうたった91年の南北基本合意書。北朝鮮の核開発が契機だったとはいえ、将来の国交正常化にも触れた94年の枠組み合意は、米朝関係に新局面を開くと期待された。そして、3年前の南北首脳会談の実現。
これらが結局、実を結ばなかった責任の大半は北朝鮮にある。
いま、北朝鮮を取り巻く環境は大きく変わり続けている。中朝関係はかつてのような「血で固めた同盟」ではない。ロシアも北朝鮮との同盟を単なる友好善隣関係へと格下げした。北朝鮮の核開発はもちろん、その孤立主義や瀬戸際外交に理解を示す国はどこにもなくなった。
このことが、核問題を多国間で打開しようという流れの土壌となっている。米国に自制を促しながら、中国、ロシア、韓国、日本がそれぞれ問題の解決に役割を果たす「分業」も可能になりつつある。
この春、韓国の老学者が自分が生まれ育った北朝鮮の地を半世紀ぶりに訪れた。夜は真っ暗な平壌、街行く人の表情の乏しさ、草や木もない荒れ果てた山々。信じたくない現実があった。韓国に戻っても、衝撃からしばらく立ち直れなかったという。そんなに疲弊した国が、いつまでこのままでいられるだろうか。
核、ミサイルや拉致の解決は急を要する。同時に10年、20年先の朝鮮半島の望ましい姿を描くことも大事だ。この二つがあいまってこそ、本当の終戦は早まる。
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.