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「教科書の研究」ってどういうこと?

投稿者: konnnanohadou 投稿日時: 2005/06/29 01:17 投稿番号: [19740 / 52541]
朝日新聞   社説



日韓歴史研究   難しいからこそ


  日本と韓国の歴史の共同研究が再び始まる。2期目の今回は、小委員会を設けて互いの教科書を検証する。先ごろ開かれた日韓首脳会談で合意した。

  4年前、「つくる会」主導の歴史教科書を検定に合格させたことをきっかけに、日韓関係が悪化した。その修復をめざして始まったのが、両国の歴史学者による共同研究である。

  1期目は古代から現代まで19のテーマを選び、3年かけて討議した。

  鋭く対立している竹島の領有権問題などは含まれていない。それでも、さまざまな論点で認識の隔たりが目立った。

  たとえば、65年の日韓基本条約をめぐって、韓国の委員が賠償などが未解決だとして改定を主張し、日本の委員が「研究の場での政治的主張に驚き、失望した」と批判した。

  日韓併合条約は合法かどうか。植民地支配は収奪だけだったのか。そうした点でも激しいやりとりがあった。

  それぞれの国の歴史をどう見るかは、国の成り立ちや国民の意識と切り離すことができない。まして日韓には、植民地支配した側とされた側との溝がある。

  しかし、日韓の代表は、しめくくりの共同あいさつで「両国の研究者が学問を通して、正面から向かい合うことの重要性を改めて認識した」と述べた。

  その通りだと思う。それぞれの研究をもとに共通点と相違点をはっきりさせ、違いを縮めていくことが大切だ。それでも、違いがなくならないならば、違いは違いとして、どうやって友好な関係をつくっていくかを考えればいい。

  日韓の歴史を共同で研究しているのは、この委員会だけではない。

  東京学芸大学とソウル市立大学を中心とするグループは、91年から両国の教科書を研究してきた。一橋大学とソウル大学も98年から研究を続けている。広島と大邱(テグ)の教職員組合は、秀吉の朝鮮出兵などを題材に副読本をつくった。

  東京学芸大学などのグループは、今年、高校生向けの共通教材の編集を終える。認識の違いを併記するのではなく、合意できる表現をめざしている。

  同大学の君島和彦教授によると、初めのうちは互いに「韓国側」「日本側」などと言っていた。それが、会を重ねるうちに研究者の名前で呼び合うようになった。同じ国の研究者同士が学説をたたかわせる光景も珍しくなくなった。

  個人として自由に考える。史料を厳密に調べ、率直に批判し合う。そうした学問のルールを共通の土俵にすることが大切ということなのだろう。

  教科書を検証するという2期目の共同研究も平らな道ではあるまい。教科書は国がかかわるだけに、個人の率直な考えが貫けるか心配はある。研究の成果をどう反映させるかについて、国定と検定という制度の違いも問題になるだろう。

  それでも、教科書を研究するのは決して無駄ではあるまい。次の世代を育てる手がかりだからである。




そんな学問あったかな?

歴史の研究というのならわかるけど。
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