アサピが描く理想の日本(2)
投稿者: qrax2010 投稿日時: 2005/06/10 00:38 投稿番号: [19330 / 52541]
会社の玄関には新しい国旗がはためいていた。それは日の丸に鎌が突き刺さりその周りを黄色い星があしらっていたものだった。社員は必ずその新しい国旗に対して五体投地に近い格好で礼拝させられた。もちろん拒否したら、強制労働がまっているのだ。会社のロッカー室で中国人のお下がりの人民服に着替えて、各部局に行くわけだが、各部局には正規の社員のほかに共産党から派遣された、指導員がいる。不思議なことに共産党指導員だけはスーツとネクタイを着用していた。その周りを取り囲むように女子社員のデスクが配置されていた。彼女たちは正規の仕事のほかに別の仕事もあるらしいのだが、それは秘密になっていた。仕事を始めてしばらくすると、いきなり共産党の宣伝部隊が入ってきて、ドラを鳴らしながら「偉大なる毛沢東」の語録を朗読しはじめた。社員たちはすばやく手帳を取り出し、あとに続いて朗読をしなければならなかった。昼食の時間になると、いっせいに社員たちはバックから茶碗と箸を取り出して社員食堂へと行きだした。メニューはすべて中華一色になっていた。食堂は中華のフライパンがカンカラカンカラ響きわたっていた。食べるときは必ず毛沢東の写真に合掌しなければならなかった。社員食堂のテレビは公開処刑が実況されていた。「共産党の敵の最後」と題されていた。それはかって中国に投資した企業の経営者たちであった。もちろんそれは中小企業の経営者たちであり中国からいち早く資本を引き上げた人たちだった。
今日はこれまであとだれか続きをよろしく!
これは メッセージ 19324 (turn088 さん)への返信です.
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