乗員向けに発行された新聞
投稿者: l38wr9nba3ax3q1d 投稿日時: 2010/08/16 08:21 投稿番号: [62 / 66]
太平洋戦争で旧海軍機動部隊の旗艦を務めた航空母艦「赤城」。その艦内で昭和初期に印刷され、乗員向けに発行された新聞が見つかった。満州事変をきっかけに日中が戦火を交え始めた時期にあたり、厳しい訓練の合間に、乗員たちが紙面にささやかな娯楽を求めた様子が伝わってくる。
見つかったのは、1931(昭和6)年5月から10月までの日刊紙「赤城新聞」。B4判大のガリ版刷りで、日々のニュースや訓練報告のほか、国防意識を高めるための訓示、川柳や詩などの投稿を掲載している。
埼玉県在住の小田原豊さん(47)が今年5月、茨城県内にあった祖父長造さん(故人)の実家を取り壊した際、押し入れから見つけた。小田原さんは人気ロックバンド「レベッカ」で活躍したドラマー。
長造さんは航空整備兵として、赤城のほか空母「加賀」などに乗艦。44年にマーシャル諸島のクエゼリン島で玉砕し34歳で亡くなった。赤城の乗員時代に購読していたものを残していたとみられる。
軍務に関する記事では、「近代海戦に於(お)ける航空機の価値の大なることは今更茲(ここ)に喋説(ちょうせつ)を要せざる所。航空の劣弱なる海軍はもはや真の海軍と謂(い)ふべきでない」など当時注目されだした航空母艦の役割を解説したり、艦載機による射爆撃など戦技訓練の重要性を説いたりしている。
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