小泉改革のほうが政権交代らしい、だと
投稿者: Kosumosu1007 投稿日時: 2011/06/28 13:44 投稿番号: [66 / 110]
表題だけで目をむく人がいるだろう。しかし、今の政治の体たらくを見れば、結果は粛然と受け止めるしかないはずだ。
政治改革は約20年前、カネ絡みの政治スキャンダルが多発した反省から始まった。
政治学者、経済界の論客、マスコミ・労組幹部らの勧めた処方箋が、小選挙区と政党交付金という新制度の導入である。
変化は確かに起きた。でも、実情は事前の説明とだいぶ違う。現政権と比べたら、「ぶっ壊す」と叫んだ政権の方が、ウソでも政権交代らしく見えた。
政策本位の2大政党のはずが、派閥に代わってグループ政治が横行し、鳴り物入りのマニフェストは財源の裏付けなきまがい物だった。
カネのかからない政治に至っては、交付金蓄財の大泥棒まで登場する始末である。
政治改革には、冷戦後の世界に即応できる国づくり、というもう一つの目的があった。大化の改新も明治維新も、内政変革は多くの場合、
国際情勢に促されて起きる。1990年代は金融も企業も行政も司法も、各分野で世界的に制度改革が進んだ。
わが政治改革もその一つだったわけだが、官邸主導も首相の権限強化も、今や設計時の期待とは別の形で力を発揮している。
教訓は平凡だ。制度をいくらいじったところで、生かす曲げるは人次第。人づくりは人にしかできない。
政治リーダーは、官僚や企業人や学者や市民が、皆で根気強く厳しく鍛え上げない限りつくれない。
ところが、頭のいい政治学者たちはまたぞろ「政治改革は失敗ではなく不足していた」「やはり中選挙区に戻せ」「参議院を弱くしろ」
「政党の執行部強化だ」などと次の制度いじりを言い出している。
どこか原発村の専門家たちに似ていないか。そろそろ「この政治溶融こそ人災だ」と言いたくなってくる。(ジュネーブ支局)
毎日新聞
2011年6月28日
2時00分
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20110628k0000m070150000c.html
これは メッセージ 1 (Kosumosu1007 さん)への返信です.
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