朝鮮通信使29
投稿者: hendazo04 投稿日時: 2009/10/10 06:59 投稿番号: [364 / 402]
「対馬藩が通信使来聘のたびに沿道の各地からの贈与品で裕福となるとの記述は、莫大な支出を余儀なくされる通信使来聘は、拝借金にもみられるように、とても裕福になるようなことではなく、間違った見方である」引用本
著者も、さすがに朝鮮人のヒガ目に呆れているようだ。
『聞見録』総論
「筑前州は火井があって日が照ると煙と焔が天に立ち上り、水が沸いてあふれて凝結して硫黄になる。薩摩州は琉球国に近く、風俗が荒々しく兵力が甚だ強く、蛇のごとく毒々しく死を恐れぬ者たちであるので、日本人は薩摩人の三字をきけばみな恐れた。
摂津州には繁華な大阪がある。北に山城州、南に播磨州、東は海で一国の中央に位置し、四方の物貨が幅湊し、利益を狙う輩が座して諸侯なみの富を享有している。繁華で富盛なことは諸島の中で第一である。このため秀吉がここを都邑として国中に号令した。
家康が関白になると、東方の反乱を憂慮して江戸に都邑を移し、摂津州の三分の二を天領として町奉行を置き、城には大阪城代を置いて守護させた。年ごとに徴収する金と絹が倉庫に満ちた。」
兵
「弓矢はわが国の弓に似ており、矢も短小で強くない。大砲・小銃・火縄銃の諸具は見るからに精鋭である。
みな刀の一振りや二振りは身に帯びており、私闘であっても一歩退いた者は主君や郷里から捨て去られ、子供とともに餓死することになる。この習性が強力な軍事力の基となる。」
兵船の制度は、
「平生の荷船が荷をおろして戦場に赴けばみな兵船となる。日本人は操船の技術に優れ、櫓数は多くとも、一人の手で漕ぐように揃い、飛ぶように進んでいく。わが国の船夫とは比較にならない。」
刑罰
「重罪は斬首、自刃、配流または鉄片で頭を焼き入れ墨、軽罪は弓矢を納めて贖罪する。人を切っても殺人罪はなく、よく人を殺すことを気節ある者とし、斬罪者が出ると先を争って試し切りをし、子供たちにも見物させて習わせようとする。盗みをする者あれば村中の者が総出で殺すので、国内には無頼漢や盗賊の心配はない。」
食事
「囲炉裏で作り、飯は漆塗りの器で食べ残すことなく二、三合食べる。刺身はたいへん大きく、汁物は少し食べられるが、醤油は甘く臭いので気分が悪くなる。飯は赤米で炊くが、撫子のような形をしていて食べられない。」
物産
「陸奥から金、石見・佐渡・但馬から銀、播磨・備中から銅、豊前・豊後から鉄を産出する。
良馬は甲斐、黒牛は長門、硯は赤間関、紙は美濃、壱岐からは麻織物、加賀から絹織物、錦は摂津のものが一番であり、真綿は筑前が有名である。
長槍や刀は備前と尾張名古屋・大和奈良が第一である。
米は筑前・河内が多く産出し、良酒は三原、博多から、海産物は数えきれない。
果物の類はなんでも甘く滑らかである。
日本で産出しないものは虎・豹・鷹・鶯・かささぎ、などと、松の実・胡椒・蜂蜜も産さない。」
人民
「兵・農・工・商・僧の五階級あるが、兵民が最も平安で衣食も余裕があり、商民は富裕だが税法が重く、工民はすべての技術に巧みであるが収入が少なく、もっとも苦しいのは農民である。苦労した収穫物はみな徴収され芋粥で命をつないでいる。平和で戦争の苦しみはないが、生活の苦しさから逃れられない。」
医者
「前人の日記には、医術・ハリ法・売卜など具備されざるはなしとあるが、今回見聞きしたところでは若干はそのような者もいたが、みな医術も知らず、占いも論ずるに足るものはない。朝鮮の人参がすべての病に薬効があると信じている。」
人品
「軽率で悪毒。礼法が厳しく高位の前では恭しく、少しでも失策があれば死に至る。他人の言を軽く信じ、喜怒の情が急であり、骨肉の者も愛さず、父子の間の賃借も厳しい。
女子は容貌が優れ明るいが天性が淫蕩である。 近親の間でも姦通してなんら恥じることもなく、婚礼の礼説もなく恥を知らぬ国である。」
文学
「国に科挙制度がなく、聡明で才能があっても、立身出世の道はない。文学と律詩で傑出した者は新井白石と伊東仁斎くらいに過ぎぬ。」
紀律
「音律と度量衡は整然としている。畑はきちっと開墾され、一畝も曲がることなく、村には糞とか汚物も見あたらない。これらの規律の元をなしたのは、徐福が日本に渡り、商君の法を行って富国強兵の元を作ったのであろう。」
「日本は海で囲まれ、他国から侵入の憂いがない。蛇・虎・豹がおらず、腫瘍や咳嗽の病もなく、肥沃の平野が千里も広がり、男子は耕作し、女子は一年に三度蚕を飼う。山海の水産物、鉱物を採って金銀が土くれのように積まれ、楽土・楽園といえる」終わり。
つづく
著者も、さすがに朝鮮人のヒガ目に呆れているようだ。
『聞見録』総論
「筑前州は火井があって日が照ると煙と焔が天に立ち上り、水が沸いてあふれて凝結して硫黄になる。薩摩州は琉球国に近く、風俗が荒々しく兵力が甚だ強く、蛇のごとく毒々しく死を恐れぬ者たちであるので、日本人は薩摩人の三字をきけばみな恐れた。
摂津州には繁華な大阪がある。北に山城州、南に播磨州、東は海で一国の中央に位置し、四方の物貨が幅湊し、利益を狙う輩が座して諸侯なみの富を享有している。繁華で富盛なことは諸島の中で第一である。このため秀吉がここを都邑として国中に号令した。
家康が関白になると、東方の反乱を憂慮して江戸に都邑を移し、摂津州の三分の二を天領として町奉行を置き、城には大阪城代を置いて守護させた。年ごとに徴収する金と絹が倉庫に満ちた。」
兵
「弓矢はわが国の弓に似ており、矢も短小で強くない。大砲・小銃・火縄銃の諸具は見るからに精鋭である。
みな刀の一振りや二振りは身に帯びており、私闘であっても一歩退いた者は主君や郷里から捨て去られ、子供とともに餓死することになる。この習性が強力な軍事力の基となる。」
兵船の制度は、
「平生の荷船が荷をおろして戦場に赴けばみな兵船となる。日本人は操船の技術に優れ、櫓数は多くとも、一人の手で漕ぐように揃い、飛ぶように進んでいく。わが国の船夫とは比較にならない。」
刑罰
「重罪は斬首、自刃、配流または鉄片で頭を焼き入れ墨、軽罪は弓矢を納めて贖罪する。人を切っても殺人罪はなく、よく人を殺すことを気節ある者とし、斬罪者が出ると先を争って試し切りをし、子供たちにも見物させて習わせようとする。盗みをする者あれば村中の者が総出で殺すので、国内には無頼漢や盗賊の心配はない。」
食事
「囲炉裏で作り、飯は漆塗りの器で食べ残すことなく二、三合食べる。刺身はたいへん大きく、汁物は少し食べられるが、醤油は甘く臭いので気分が悪くなる。飯は赤米で炊くが、撫子のような形をしていて食べられない。」
物産
「陸奥から金、石見・佐渡・但馬から銀、播磨・備中から銅、豊前・豊後から鉄を産出する。
良馬は甲斐、黒牛は長門、硯は赤間関、紙は美濃、壱岐からは麻織物、加賀から絹織物、錦は摂津のものが一番であり、真綿は筑前が有名である。
長槍や刀は備前と尾張名古屋・大和奈良が第一である。
米は筑前・河内が多く産出し、良酒は三原、博多から、海産物は数えきれない。
果物の類はなんでも甘く滑らかである。
日本で産出しないものは虎・豹・鷹・鶯・かささぎ、などと、松の実・胡椒・蜂蜜も産さない。」
人民
「兵・農・工・商・僧の五階級あるが、兵民が最も平安で衣食も余裕があり、商民は富裕だが税法が重く、工民はすべての技術に巧みであるが収入が少なく、もっとも苦しいのは農民である。苦労した収穫物はみな徴収され芋粥で命をつないでいる。平和で戦争の苦しみはないが、生活の苦しさから逃れられない。」
医者
「前人の日記には、医術・ハリ法・売卜など具備されざるはなしとあるが、今回見聞きしたところでは若干はそのような者もいたが、みな医術も知らず、占いも論ずるに足るものはない。朝鮮の人参がすべての病に薬効があると信じている。」
人品
「軽率で悪毒。礼法が厳しく高位の前では恭しく、少しでも失策があれば死に至る。他人の言を軽く信じ、喜怒の情が急であり、骨肉の者も愛さず、父子の間の賃借も厳しい。
女子は容貌が優れ明るいが天性が淫蕩である。 近親の間でも姦通してなんら恥じることもなく、婚礼の礼説もなく恥を知らぬ国である。」
文学
「国に科挙制度がなく、聡明で才能があっても、立身出世の道はない。文学と律詩で傑出した者は新井白石と伊東仁斎くらいに過ぎぬ。」
紀律
「音律と度量衡は整然としている。畑はきちっと開墾され、一畝も曲がることなく、村には糞とか汚物も見あたらない。これらの規律の元をなしたのは、徐福が日本に渡り、商君の法を行って富国強兵の元を作ったのであろう。」
「日本は海で囲まれ、他国から侵入の憂いがない。蛇・虎・豹がおらず、腫瘍や咳嗽の病もなく、肥沃の平野が千里も広がり、男子は耕作し、女子は一年に三度蚕を飼う。山海の水産物、鉱物を採って金銀が土くれのように積まれ、楽土・楽園といえる」終わり。
つづく
これは メッセージ 1 (hendazo04 さん)への返信です.
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