南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実

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そういえば奥野誠亮元議員て

投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2003/08/08 22:48 投稿番号: [2754 / 29399]
鹿児島県の「特高課長」だったのね。


【16】きりしま事件 記者3人を俳句で検挙

  ・・・・
  43(昭和18)年4月には、守備のかなめ山本五十六連合艦隊司令長官が戦死、国内に重苦しい空気がたれ込める。食糧事情も悪くなり、統制経済下の暮らしは不自由さを募らせた。


  えたいの知れない不安と焦燥感が漂う同年6月3日、鹿児島日報の社会部記者・瀬戸口武則、政経部記者・大坪実夫、販売局員・面高秀の3人が、
****治安維持法違反容疑で検挙された。

  30歳代半ばの3人は、俳句と詩の同人誌『きりしま』の中心メンバー。発行されたばかりの16号に掲載された面高の俳句、<われ等(ら)馬肉大いに喰(くら)ひ笠沙雨>が、反戦・反軍的である、とにらまれた。


  軍馬として戦地へ赴き、兵士とともに立ち働く貴重な戦力である。それを大いに食らうとは、不届きな思想にほかならない。しかも食料統制の策を批判している、という言いがかりだ。



  ◇沈黙を通す新聞◇

鹿児島高等農林学校時代の瀬戸口武則(後ろ中央)=瀬戸口レイさん提供
  この暴挙のねらいが共産主義者の摘発にあることは、当時の『特高月報』(内務省警保局編)に明らかである。

  同月報は共産主義、宗教運動や農村情勢など、各種社会運動に関するリポートを行っており、昭和18年6月分で<同人雑誌「きりしま」中心分子の検挙>を真っ先に掲げた。

  『きりしま』の3人のほか三重県内のプロレタリア俳句運動関係者など、全国で総勢37人を検挙した、と成果をあげている。

  同年12月分は、<同人雑誌「きりしま」左翼集団中心分子の取調状況>を報じて17ページにおよぶ。

  ・・・・
  取材記者2人を含む社員が検挙・拘束されるという異常事態に、鹿児島日報の紙面は沈黙している。警察に抗議したふしもない。

  ・・・・


  ◇“赤狩り”の投げ網◇
  事件は瀬戸口、大坪が起訴猶予、面高が懲役2年、執行猶予4年で幕を引く。瀬戸口が、自らの詩集『崖壁』(解纜社発行)で振り返る。

  <言うなれば三人とも“赤狩り”の投網にひっかかったわけである。戦時中の特高というのは、まことに陰険で「社会」とか「平等」とか「赤い」とかの文句を使っただけでも眼を光らせたものである>

  瀬戸口は、ことし1月31日、92歳の生涯を閉じた。妻レイは「『きりしま』はもとより、若いころの主人をしのばせる作品や蔵書は、すべて家宅捜索で持っていかれたそうで、何も残っていません」と、苦笑する。

  いわれなき罪状で自由を奪われ責められた3人は、すでになく、

****捜査を指揮する立場にあった当時の鹿児島県警察部特高課長・奥野誠亮(87)=元法相、文相=は健在だ。
  真相を知る貴重な当事者として、文書と電話で再三取材を申し入れたが、秘書を通じて拒んだ。理由は「昔のことであり覚えていない」。


  戦時中とはいえ、俳句一つで民間人3人を拘束し、罪を問うた重大事である。だが、今も国政の中枢で多忙な奥野にしてみれば、すっかり忘れてしまうほど、とるに足らない出来事だった、というのだろうか。=文中敬称略=


http://www.minaminippon.co.jp/2000kikaku/120th/16.htm
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