Re: 慰安所の「天国」と「地獄」
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2010/12/12 10:21 投稿番号: [24167 / 29399]
比律賓における売笑婦の実情
比律賓群島に於いては去る大正七年迄公娼を認められ比島婦女子の外米国陸海軍駐屯地付近には欧米人乃至本邦人婦女子抔の醜業等に従事せるものありしが米国が欧州大戦に参加するに到る結果軍隊衛生上の見地より米国大統領の布告により軍隊所在地十哩以内の遊郭舞踏場を悉く撤廃することとなり当「マニラ」市に於いても同年十月十六日午前五時を以て突如一列営業を停止せらるるに到れり
「マニラ」市に於ける醜業婦は同市「サンパロック」邑「ガルデニヤ」街に在りたり其の当時郭内に於いて醜業婦として営業し居りたる者は外国人(欧米人)十数名比島人約二百名本邦人百二十二名にして外国人(主として米国人)は其の自国迄比島政府の費用を以て送還せらるることとなりたり本邦人百二十二名も同命令後約一ヶ月間にて悉く「マニラ」市を撤退し多数のものは帰国せり又比島人中約八十名は当地に於いて父母又は兄弟抔身内の者に引き渡されたる由なるも爾余の者は適当なる保護者なかりしを以て「ミンダナオ」島「ダヴァオ」へ追放せらるるに到れり
(一)売笑婦の数
公娼制度廃止を見たる結果として私娼の数漸次増加し来たり目下「マニラ」市及び其の付近に於ける私娼数は比島人五六百名、欧米人二三十名、日本人は市内数軒の料理店に於いて酌婦として又市外に於いて旅館兼酒場の給仕人として密に売春の疑いあるもの約三十名ばかり散在し居れりマニラ市外には広大なる舞踏場二箇所在り此等に出入りする比島人及び欧米婦女子の大部分は売笑婦なりと見て大過なかるべしという
(二)売笑婦制度及び其の実際の概要
前述の如く比島に於いては全然私娼のみなるが公娼の存在せし頃よりも却って花柳病の蔓延甚だしく「マニラ」市会の如きは昨年顛末再び公娼制度許可せんとする意向に傾きおりたりしも婦人会、宗教家、教育家等より激烈なる反対を受け未だ同案の具体化するに到らず結果として良家の子女の堕落する者乃至地方より遊学する女学生等の誘惑せらるる者著しく増加し旁々市警察其の他諸官憲に於いても之が取締方を厳重に為し居るのみならず且昨年議会には政府側より売笑婦取締法案を提出したるものありしも未だ通過するに到らず私娼は益々猖獗を極めんとする状態にあり
これは メッセージ 24165 (anthony_749 さん)への返信です.
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