Re: 全体の人間関係
投稿者: shoujouji 投稿日時: 2010/09/30 11:40 投稿番号: [23232 / 29399]
捕虜の殺害というのは,現在の我々から見たら国際法違反の悪事
ですが,当時の兵士の感覚では「悪事」ではなかったのでしょう。
戦闘行為の一部(つまり敵をやっつける)と見ていたようです。
それでも,無抵抗の捕虜を殺害することは気がとがめたと見え,
兵士の日記にも「彼らにも家族があるだろうにかわいそうだ」
ないし「敗戦した兵士は気の毒だ」という描写があります。
捕虜の兵士の殺害のことは,軍上層部も承知のことですから,
兵士が日記に書いても問題ありませんが,民間人の殺害や
強姦は,当時の軍でも一応は犯罪ですから,兵士の日記にも
めったに書いてありません。書くのは恥ですし,もし書いた
のが見つかったらただでは済みません。ですから民間人の殺害や
強姦については当時のリアルタイムの日記はあまり資料にならず,
当時の軍上層部が把握していた事実(例えば岡本大将による,
「南京攻略時、数万の市民に対する掠奪強姦等の大暴行があった
ことは事実である」)や,欧米の報道,外国人証言などが資料に
なります。そして当時の日本軍兵士の現在におけるインタビュー
(「南京戦・元兵士102人の証言」など)はそれらを裏付け,
またそれらによって裏付けられます。
これは メッセージ 23221 (nannkainosima さん)への返信です.
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