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投稿者: nannkainosima 投稿日時: 2010/09/29 09:06 投稿番号: [23136 / 29399]
秦郁彦著『南京事件』中公新書
昭和12年の、井家又一上等兵の日記(p131)が写真版で掲載されていますが、
中国製作のニセモノではないでしょうか。
これは南京入場式の前日、12月16日に難民区を掃蕩したという記事です。
「12月16日」が「拾貳月拾六日」、
「しまった」が「志満っ多」
これらは、ほとんど行書で、崩し方は大きくありません。
こんな書き方は、当時、日本国内では、
あまりやっていなかったのではないかと思います。
昭和10年版の、著名人達の手紙文例が手元にあります。
「しまった」で、行書に近い「志満っ多」の用法というのは、
特別ではないかと思います。
この使い方は明治期の和歌の手本には出てくるので、
書家の平穏な日常ならまだ、可能性があるかもしれませんが、
昭和10年の日本人の日常生活の手紙にはないようです。
また、人の生活としては異常な日であるのに、
清書したような整然とした字面、画数の多い凝った文字は変です。
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