Re: キルケゴール
投稿者: anthony_749 投稿日時: 2010/01/09 14:51 投稿番号: [21475 / 29399]
>ところでキルケゴールを読み込んだカフカは別に愛に絶望してはいませんよ。
それは違うでしょう。
愛に絶望したからキルケゴールを読んだというほうが自然です。
つまりカフカは、最終的に宗教に救いを求めたということになります。
晩年のカフカが結核に犯されていてことは知ってました。
確実に迫ってくる死から逃れようがなかったわけで、たしかに絶望したわけです。
美的なものや倫理的なものに救いを求めても、それでもやがて絶望する。
だからキルケゴールの実存主義に救いを求めたのは理解できます。
しかし、それでもカフカや貴方が、愛や人間性に絶望していることに変わりはないのです。
それはそれでいいでしょう。
ポストモダンの時代なんだから、価値観の多様化は認めましょう。
ただし、愛とか、個人の誇りとか、憐れみとか、思いやりとかいう人間性に価値を持つ人間のほうが絶対的に多いのです。
だからほとんどの映画のテーマとして人間性が描かれるわけです。
では、こういう結論でお互いに納得しませんか?
愛や人間性に絶望している少数派の人間が映画を見るとき、プロパガンダを意識して作られた映画でなくても、そこに結果としてのプロパガンダを感じ取る人もいる。
これでこの話は終わりにしましょう。
(^_^)
これは メッセージ 21473 (mokneybrain123 さん)への返信です.
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