Re: ニャン子ちゃん、落ち着いて!
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2009/04/11 11:00 投稿番号: [21130 / 29399]
でもなぜキューバの医療?と疑問に思ったのだが、調べてみるとなるほど、確かにただの医療ではなかったのだ。
というのもまず国民の医療はすべて無料(薬代は別)、子どもが産まれたら7歳まで毎日ミルクが支給され、母親には肉を支給、地方の住民も巡回してくる医者に診てもらえる、という内容なのだ。この制度は1959年のキューバ革命の時に始まり、カストロ大統領の指揮のもと改革が推し進められた。当時3000人しかいなかった医師の数は今や7万人を越し、病院も多く建てられた。国内ではこの医療制度のおかげで、平均寿命はアメリカと並ぶ76歳、乳幼児死亡率はアメリカのそれを下回る6.4を成し遂げている。HIVの感染率も低く、国民一人あたりのベッド数、医師の数、看護婦の数は多い。
またキューバの医師は海外に積極的に赴き、現地の人の診察にあたるのである。行く先はアフリカやアジア、ラテンアメリカと全世界にまたがり、基本的に診療費用はキューバ政府もちであるという。行く先は貧しい地域が多く、その昔スペインの侵略者達ですら侵略をあきらめたというラテンアメリカの奥地にまで足をのばす。医師たちの倫理観、及び正義感は強い。キューバでは逆に医師を志す学生を海外から自国に受け入れ、スカラーシップを与え、学ばせることもしている。多くの学生が志願するそうだ。学んだ学生は自国に戻り、自分の国民の診察にあたる。このように、キューバの医療制度では国内への貢献はもとより、国外への貢献も並大抵ではない。
しかし、この制度を支える台所事情はあまりよくないようだ。同じ社会主義国である旧ソ連からの援助金がその崩壊を機に打ち切られ、またアメリカの経済封鎖の為に、医薬品の入手も難しい。景気も、その共産主義傾倒による舵取りのためか思わしくない。しかし
医療関連への歳出は減らすことはしていない。優れた医療制度を国民に提供する事で、その支持を得ようとの目論見ともみられる。
また、実はキューバの今の医療制度には、「二重の構造」があるという。その優れた医療を、外貨を豊富に持つ外国人や国内の共産主義者の幹部のためにあてるものと、一般のキューバ国民のための医療である。外貨を獲得したい政府は、前者の医療に力をいれ、その限られた資源を優先的に使っている。
さらに、政府が公表する過去の乳児死亡率には疑わしい点があるという。子どもの命を脅かす病気が流行った時期に死亡率が低下するなどいくつかの矛盾点が見られ、またカウントの仕方もしっかりしたものであったかどうかは定かではない恐れがあるらしい。
↑結局、共産主義、社会主義国一般の問題である、政府公表と実際が乖離している問題。
一部の指導者に対する特別の医療制度つまり特権のための制度、医療と言わず例外ではない。
見せかけだけで判断する、脳足りん。
これは メッセージ 21128 (anthoniy_williams さん)への返信です.
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